2021/01/15
戸田建設(株)(社長:今井 雅則)は、トンネル工事における鋼製支保工建て込み時の切羽無人化施工システムの開発を目的に、筑波技術研究所の構造・施工実験棟にて組み立て実験を行い、所期の性能を確認しました(写真1)。
本システムは、トンネル工事で用いるエレクタ一体型吹付機※1に改良を加え、切羽直下に作業員が立ち入ることなく、オペレータ1名による遠隔操作で鋼製支保工の建て込み、ボルト締め付け、位置決めを可能とする切羽無人化施工を実現するものです。本システムの適用により、トンネル工事の安全性向上と、省人化による生産性向上を推進していきます。
- ※1 鋼製支保工の建て込み作業と吹付けコンクリート作業に用いる施工機械