新着情報 CDP「Aリスト」に続き
「サプライヤー・エンゲージメント評価」で最高評価に選出

2021/02/25

戸田建設(株)(社長:今井 雅則)は、環境評価を行う国際的な非営利団体CDP(本部:イギリス ロンドン)から、「CDP2020サプライヤー・エンゲージメント評価」において最高評価である「リーダーボード」に選出されました。2020年は、世界で396社(うち日本企業83社)が「リーダーボード」に選定されました。
サプライヤー・エンゲージメント評価は、気候変動課題の解決に向けて、当社がサプライヤーに対していかに働きかけ、連携したかを対象としています。CDP気候変動質問書の中から「ガバナンス」「目標」「スコープ3排出量」「サプライヤーとの協働」「CDP気候変動質問書スコア」について評価し決定されます。
当社は「CDP 2020気候変動」においても最高評価の「Aリスト」に3年連続で選ばれており、この度の「リーダーボード」への選出により、当社のサプライチェーン全体の温室効果ガス排出量の把握と削減への取り組みにおいても、最高評価を獲得することが出来ました。

20210225_01.jpg

戸田建設の取り組みについて

当社では、建設事業を協働する専門工事会社による「利友会」が組織されています。「利友会」は高品質な建物やインフラを当社と共につくり上げる協力会社組織です。高い技能を誇る利友会の会員会社は、当社の国内12支店ごとに組織しており、現在、その会員会社は1,250社に及びます。当社では気候変動対策を含む建設現場での環境への取り組みについても、「利友会」と一体となって推進しています。

CDPについて

CDPは、環境問題に高い関心を持つ世界の機関投資家や主要購買組織の要請に基づき、企業や自治体に、気候変動対策、水資源保護、森林保全などの環境問題対策に関して情報開示を求め、また、それを通じてその対策を促すことを主たる活動としている非営利組織です。2020年度は、運用資産規模で106兆米ドルに達する515社強の機関投資家と調達規模で4兆米ドルに達する150社強の購買組織がCDPの活動に賛同しています。
2020年は、世界の時価総額の50%強となる9,600社強の企業がCDPを通じて環境情報開示を行いました。また、これに加え、数百の自治体もCDPを通じて環境情報開示を行っており、CDPは、現在、環境問題に関して世界で最も有益な情報を提供する情報開示プラットフォームの一つとなっています。また、CDPはWe Mean Business連合の創設メンバーです。詳しくは、次のURLを参照ください。https://cdp.net/en

スコープ3:事業活動のサプライチェーンで間接的に排出されるCO2排出量。ただし、スコープ1(軽油等の使用による直接排出)とスコープ2(購入した電気の使用による間接排出)は除く。