新着情報 第60回土木技術研究発表会を開催

2021/12/23

戸田建設(株)(社長:大谷 清介)は、12月1日(水)に第60回土木技術研究発表会を開催しました。当社は、土木技術の向上と継承および技術職員のレベルアップを目的として同発表会を毎年開催しています。今回は会場としてAP東京八重洲の会議室を使用し、新型コロナ感染症対策として席間隔を確保して開催したほか、Web会議システムによる支店会議室との接続、また現場や在宅で視聴できるようにライブ配信を行い、360名の役職員が参加しました。

開催の冒頭に社長からは、「①技術研究発表会での発表の意義は、培われた技術を個人のものに留めるのではなく、広く共有して企業の無形資産として蓄積することである。②失敗こそ貴重な無形資産であり、失敗から学ぶ姿勢が大事である。また、高度な技術がこの機会に共有され、価値のある技術・無形資産となることを期待している」との挨拶がありました。
続いて藤田土木本部長からは、土木本部の成長戦略の紹介と、「技術は営業と工事を包含して広がっている」また、土木部門の受注と生産性について説明があり、「本日の発表会を有意義なものにしてもらいたい」と話がありました。

発表会は、技術戦略の共有についての報告と、3つの技術発表セッションで構成されました。各セッションでは「基礎、造成関連技術」、「シールド等関連技術」、「山岳トンネル、橋梁関連技術」をテーマとし、計14件の技術発表が行われました。
なお、技術提携を結んでいる西松建設(株)(社長:髙瀨 伸利)からも10名が参加し、2件の技術発表が行われました。
参加者から活発な質問があり、盛況の内に幕を閉じることができました。

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写真1 大谷社長による挨拶
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写真2 藤田土木本部長による挨拶
発表会場の様子
写真3 発表会場の様子