新着情報 「オープンデータ・ハッカソンDemo Day」に参加 東京都のオープンデータを活用したデジタルサービスとして最優秀作品賞を受賞

2022/03/28

戸田建設(株)(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大谷 清介)と三菱総研DCS(株)(本社:東京都品川区、代表取締役社長:松下 岳彦)に所属する社員5名で構成するチームが、工事現場の人口予測サービスの開発に関して、3月26日に開催された「都知事杯 オープンデータ・ハッカソン(主催:東京都)」Demo Dayに参加しました。
同チームは、2021年12月から2022年1月にかけて開催された「都知事杯 オープンデータ・ハッカソン」に参加し、最優秀作品賞に選定されています。

都知事杯 オープンデータ・ハッカソンについて

ハッカソンとは、ITエンジニアやプランナーがそれぞれの技術やアイデアを持ち寄り、短期間に集中してアプリケーションなどを開発し、成果を競う開発イベントです。東京都は保有するデータを積極的に公開し、シビックテックや民間企業などが新たなサービスを創出することで、都民の利便性向上につなげていく取り組みを進めています。この取り組みを加速するため、この度、東京都のオープンデータを活用して行政課題の解決に向けたデジタルサービスの提案を行う「都知事杯 オープンデータ・ハッカソン」が開催されました。
今回参加したDemo Dayでは、本イベントのファイナリスト5チームが、それぞれ開発したサービスを成果として公開しました。

「都知事杯 オープンデータ・ハッカソン」:https://portal.data.metro.tokyo.lg.jp/hackathon/

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開発サービスについて

参加チームが開発したサービス「PECO navi TOKYO」は、都内1万㎡以上の建築工事現場 の人口予測を機械学習(AI)で行うサービスです。大型の工事現場には1日に数百~数千人が集まることもあるため、工事現場の人口の予測データは、飲食店や土地オーナーにとってはマーケティングデータとして活用できます。例えば、飲食店事業者が本サービスのポテンシャルマップを活用することで、キッチンカーの出店戦略に役立てることが可能になります。

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今後の展開について

現在この仕組みはビジネスモデル特許として出願中であり、今後収益化に向けた検討を進めていきます。また本サービスの展開により建設現場の利便性向上や働きやすい環境整備の支援、周辺の飲食店や土地オーナーの収益向上にも貢献していきたいと考えています。

戸田建設について

戸田建設は未来を創造し社会課題を解決する総合建設会社です。歴史的建造物など戦前から官公庁関連や大学関連に数多くの実績を持ち、特に医療・福祉関連施設を多く手掛けています。2031年に迎える創業150周年に向けて「未来ビジョン CX150」を策定。価値ある未来の創造、社会課題の更なる解決を目指し、歩みを進めていきます。

三菱総研DCSについて

三菱総研DCSは、銀行・クレジットカード等金融関連業務で豊富な実績を有する他、千葉情報センターを核としたトータルITソリューションを提供しています。近年は、AI、RPA、データ分析、ロボティクスなどの新技術も積極的に取り入れ、お客様の業務革新やデジタル化を支援しています。

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