新着情報 東京・京橋を舞台に
「写真」と「⾔葉」の対話をテーマにした作品制作プロジェクト
⼾⽥建設×T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO
「Tokyo Dialogue 2022-2024」を始動します!

2022/09/14

戸田建設(株)(社長:大谷 清介)と屋外型国際フォトフェスティバルのT3 PHOTO FESTIVALTOKYO(主催:⼀般社団法⼈TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY / 代表:寺内雅⼈)は、東京・京橋を舞台に写真と⾔葉をテーマにした共同プロジェクト「Tokyo Dialogue 2022-2024」を始動します。

「Tokyo Dialogue 2022-2024」は、京橋に120年余り本社を構える⼾⽥建設と、京橋を含む東京駅の東側エリアで屋外写真祭を展開するT3 PHOTO FESTIVAL TOKYOが共同で2022年から3年間かけて実施するプロジェクトです。このプロジェクトでは、毎年、写真家と書き⼿がペアとなり、京橋を舞台に「写真」と「⾔葉」で紡ぎ出す“対話”を通して、変わりゆく都市の姿を描き出します。

本年は、写真家の伊丹豪、清⽔裕貴、⽊村和平、書き⼿の穂村弘、堀本裕樹、蜂飼⽿の6名が参加。写真家が撮った写真作品に対して、書き⼿が短歌、俳句、詩で応答し、両者がコラボレーションした作品を屋外に展⽰するとともに、作品集を制作・発表します。

⽬に⾒えない⼟地の歴史、あるいは変わりつつある街や⼈々の⾵景など、様々な観点から都市の姿を⾃由に解釈し捉えた作家たちの作品を通じて、未来に残る「東京」のドキュメントになればと考えています。

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Tokyo Dialogue 2022 出展作家/キュレーター

Tokyo Dialogue 2022 出展作家の組み合わせは以下のとおり。

<写真家>伊丹豪×<歌⼈>穂村弘
<写真家>清⽔裕貴×<俳⼈>堀本裕樹
<写真家>⽊村和平×<詩⼈>蜂飼⽿

写真家

伊丹 豪(いたみ ごう)
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1976年徳島県⽣まれ。主な作品集に『this yearʻs model』『photocopy』(共にRONDADE)など。 2022年11⽉にはRONDADEから新しい作品集を出版予定。

清⽔ 裕貴(しみず ゆうき)
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1984年千葉県⽣まれ。武蔵野美術⼤学映像学科卒業。⼟地の過去や伝説をリサーチしながら⾵景写真を撮り、物語を⽴ち上げ表現している。 第5回写真「1_wall」グランプリ受賞。2022年千葉市美術館「とある美術館の夏休み」展参加、PGIにて個展「微睡み硝⼦」開催。 2018年から⼩説の執筆を開始。新潮社のR-18⽂学賞⼤賞受賞。2022年『花盛りの椅⼦』(集英社)を出版。

⽊村 和平(きむら かずへい)
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1993年福島県⽣まれ。ファッションや映画、広告の分野での活動と並⾏して、作品制作を続けている。 第19回写真「1_WALL」審査員奨励賞受賞(姫野希美選)。 主な個展に「⽯と桃」( Roll、2022)、「あたらしい窓」(BOOK AND SONS、2020)、主な写真集に『袖幕』『灯台』(共にaptp)、『あたらしい窓』(⾚々舎)など。

書き⼿

穂村 弘(ほむら ひろし)
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1962年北海道⽣まれ。歌⼈。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。 短歌のほかに、エッセイ、評論、絵本、翻訳などを⼿掛ける。 著書に『⼿紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』『⽔中翼船炎上中』『野良猫を尊敬した⽇』など。 2008年伊藤整⽂学賞、アルスエレクトロニカ・インタラクティブ部⾨栄誉賞、2017年講談社エッセイ賞、2018年若⼭牧⽔賞他を受賞。

堀本 裕樹(ほりもと ゆうき)
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1974年和歌⼭県⽣まれ。俳⼈。俳句結社「蒼海」主宰。⼆松学舎⼤学⾮常勤講師。2022年度「NHK俳句」選者。 句集『熊野曼陀羅』で第36回俳⼈協会新⼈賞受賞。第⼆句集『⼀粟』はじめ、⼜吉直樹との共著『芸⼈と俳⼈』、 穂村弘との共著『短歌と俳句の五⼗番勝負』、2021年2⽉に広瀬すず主演でドラマ化された⼩説『桜⽊杏、俳句はじめてみました』他、著書多数。

蜂飼 ⽿(はちかい みみ)
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1974年神奈川県⽣まれ。詩⼈。⽴教⼤学⽂学部教授。詩集『いまにもうるおっていく陣地』で第5回中原中也賞、 詩集『⾷うものは⾷われる夜』で第56回芸術選奨新⼈賞、詩集『顔をあらう⽔』で第7回鮎川信夫賞受賞。 主な著書に、詩集『隠す葉』、⽂集『孔雀の⽻の⽬がみてる』、書評集『朝毎読』、絵本『うきわねこ』(絵/牧野千穂)など。

キュレーター

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⼩髙 美穂(おだか みほ)

写真を中⼼とする展覧会のキュレーションや、コーディネート、作家マネージメント、執筆を中⼼に、 ⽇本と世界をつなぐ様々なフィールドで活動している。2015年東京国際写真祭、2017年T3 Photo Festivalにて展覧会キュレーション。2019年表参道画廊での「家族系統樹」展キュ レーション、2015年より国際写真賞「Prix Pictet」東京巡回展のコーディネート及びキュ レーションを担当。

T3 PHOTO FESTIVAL TOKYOとは

T3 PHOTO FESTIVAL TOKYOは、「⽇本の写真⽂化/写真の未来について考える」をコンセプトに、 写真展、学⽣プロジェクト、トーク&イベントの3つを柱に展開するフォトフェスティバル。2015年 に前⾝となる「東京国際写真祭」の開催を経て、2020年より東京駅・東側エリア(⼋重洲、⽇本橋、 京橋)の公開空地を使った都市型屋外写真祭として実施。都市の壁⾯をメディアとして捉え、広く多 くの⼈に無償でありながらも優れた写真作品と出会える場と、写真家にとって様々な展⽰⽅法に挑戦 できる場を⽬指している。第4回⽬となる今年度は10⽉1⽇(⼟)〜30⽇(⽇)開催。

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参考写真:T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2021 展⽰⾵景

【T3 PHOTO FESITVAL TOKYO】
詳細:
https://t3photo.tokyo/
お問合せ:T3 PHOTO FESITVAL TOKYO実⾏委員会
Email:photo@tip.or.jp

(仮称)TODA BUILDINGについて

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⼾⽥建設は、京橋⼀丁⽬で本社建替えを含む⼤規模開発 を進めており、2024年に「(仮称)TODA BUILDING」を竣⼯し街区が⽣まれ変わります。都市再⽣特別地区、 ⼟地区画整理事業などの開発制度を活⽤し、建物低層部に京橋エリアの地域特性を活かした“新たな芸術⽂化の拠点”を形成します。 上層部はテナント専⽤ビジネスサポート施設を有するオフィスフロアで構成し、来街者や働く⼈がアートに出会う場を創出します。

Tokyo Dialogue 2022-2024 プロジェクト概要

主催・企画:⼾⽥建設(株)、T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO
 ディレクター:速⽔惟広(T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO)
 キュレーション:⼩髙美穂
 編集:松本知⼰(T&M Projects)
 デザイン:中島雄太(YUTA Design Studio)

【Tokyo Dialogue 2022 展⽰概要】
 会期:2022年10⽉1⽇(⼟)〜2022年10⽉30⽇(⽇)
 会場:(仮称)TODA BUILDING ⼯事仮囲(東⾯)
     東京都中央区京橋1-7-1
 お問合せ:⼾⽥建設(株) 京橋プロジェクト推進部 Email:kyobashi_project_m@toda.co.jp