新着情報 現地企業への追加出資によるインドネシアでの更なる事業の拡大 有力ゼネコンの株式追加取得による子会社化

2022/09/28

戸田建設(株)(本社:東京都中央区、社長:大谷 清介)は、2020年10月にインドネシア共和国にて建設事業を手掛けるPT Tatamulia Nusantara Indah(以下「TATA社」)との戦略的事業連携の構築、推進を目的とし、同社の実施する第三者割当増資を引受け(出資比率40%)、同社を持分法適用関連会社としています。今般、2022年9月に既存株主から株式を追加取得、同社を子会社化(追加取得後の出資比率67%)いたしました。また2022年9月16日には、関係者を招いて式典が行われ、当社代表取締役社長の大谷清介も出席しました。

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式典の様子(右端が大谷社長)

株式追加取得の理由

当社は本年5月に公表した「中期経営計画2024ローリングプラン」において、ROE8%の中長期的な確保に向け、各事業に於ける成長投資を通じた事業ポートフォリオの強化および資本効率の向上を掲げております。

本件は、その達成に向けた海外戦略の一環で、インドネシアの有力企業を子会社化することで、成長市場である同国での当社のプレゼンスを向上させ、建設事業のみならず、開発事業においても早期に成長・収益の拡大を促進することを目的としたものです。

対象会社の概要

TATA社は、1984年にインドネシアで設立。インドネシア国内で総合建設請負業として、オフィス、ホテル、倉庫、工場、ショッピングセンター、学校、データセンターなどの工事を多数手掛けている民間大手ゼネコンです。 子会社化により、両社の経営資源やノウハウの相互活用をより一層推進することで、現地へ進出している日系企業とのコラボレーション強化及び両社の人材交流も含めた、同社との強固な協力関係を構築していきます。

(1)名称 PT Tatamulia Nusantara Indah
(2)所在地 Sapta Mulia Center; Jl.Rawa Gelam V Kav.OR-3B; Jakarta 13930 Indonesia
(3)代表者の役職・氏名 Iwan Adi Susanto, President Director
(4)事業内容 総合建設業、鉄骨製作・加工業、不動産業、ホテル業
(5)資本金 3,334億ルピア(約31.4億円)
(6)設立年月 1984年12月
(7)売上高 3兆1,170億ルピア(約293.5億円)2021年連結ベース
(8)持株比率 (異動前)40.01%
(異動後)67.00%

資本金及び売上高については、2022年9月5日時点のインドネシア銀行(Bank Indonesia)為替レート 100.00JPY=10,622.00ルピアに基づいて算出