新着情報 屋外写真展「Tokyo Dialogue 2022」を10/1(土)より開催!
合わせて同展に向けて制作された作品の作品集を発行

2022/10/03

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戸田建設(株)(社長:大谷 清介)と屋外型国際フォトフェスティバルのT3 PHOTO FESTIVAL TOKYO(主催:一般社団法人 TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY / 代表:寺内 雅人)は、10/1(土)より、共同プロジェクト「Tokyo Dialogue 2022-2024」の企画展「Tokyo Dialogue 2022」を開催致します。

本展では、写真家の伊丹豪、清水裕貴、木村和平、書き手の穂村弘、堀本裕樹、蜂飼耳の6名が、東京・京橋を舞台に「写真」と「言葉」による“対話”を通して今夏新たに制作した作品を、 T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2022会期中に(仮称)TODA BUILDINGの工事仮囲にて展示します。
また、本展に向けて制作された作品を収録した作品集を販売致します。

【T3 PHOTO FESTIVAL TOKYOとは】

T3 PHOTO FESTIVAL TOKYOは、「日本の写真文化 /写真の未来について考える」をコンセプトに、写真展、学生プロジェクト、トーク&イベントの3つを柱に展開するフォトフェスティバル。2015年に前身となる「東京国際写真祭」の開催を経て。2020年より東京駅・東側エリア(八重洲、日本橋、京橋)の公開空地を使った都市型屋外写真祭として実施。都市の壁面をメディアとして捉え、広く多くの人に無償でありながらも優れた写真作品と出会える場と、写真家にとって様々な展示方法に挑戦できる場を目指している。第4回目となる今年度は10月1日(土)~30日(日)開催。

 主催:一般社団法人TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY
 T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO詳細:https://t3photo.tokyo/

Tokyo Dialogue 2022 のみどころ

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展示の様子

本展では、東京・京橋を舞台に、写真家が撮り下ろした写真に対して書き手が言葉で応答するという“対話”によって作品が制作されました。これらの作品は、互いに共鳴し補完し合いながら、(仮称)TODA BUILDING工事現場をはじめとした日々変わりゆく街の風景やこの地に刻まれた記憶など、目に見えるもの・見えないものを、時間や空間を越えて有機的に描き出しています。一連の作品は、都市の生きた記録であると同時に、「対話とは何か?」という問いについての一つのありかたを提示しており、それは同時に、差異や変化を受け入れながら互いに共鳴しあう都市の姿そのものと重なります。各作品のディテールの面白さ、写真と言葉が掛け合わされることによる解釈の広がり等、作家達の多岐に渡る表現とコラボレーションによる多様性を、鑑賞者一人一人の都市経験とつなげて、作品との“対話”をお楽しみ下さい。

出展作家

写真家

伊丹 豪(いたみ ごう)
1976年徳島県生まれ。主な作品集に『this year‘s model』『photocopy』(共にRONDADE)など。2022年11月にはRONDADEから新しい作品集を出版予定。

清水 裕貴(しみず ゆうき)
1984年千葉県生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒業。土地の過去や伝説をリサーチしながら風景写真を撮り、物語を立ち上げ表現している。第5回写真「1_wall」グランプリ受賞。2022年千葉市美術館「とある美術館の夏休み」展参加、PGIにて個展「微睡み硝子」開催。2018年から小説の執筆を開始。新潮社のR-18文学賞大賞受賞。2022年『花盛りの椅子』(集英社)を出版。

木村 和平(きむら かずへい)
1993年福島県生まれ。ファッションや映画、広告の分野での活動と並行して、作品制作を続けている。第19回写真「1_WALL」審査員奨励賞受賞(姫野希美選)。主な個展に「石と桃」(Roll、2022)、「あたらしい窓」(BOOK AND SONS、2020)、主な写真集に『袖幕』『灯台』(共にaptp)、『あたらしい窓』(赤々舎)など。

書き手

穂村 弘(ほむら ひろし)
1962年北海道生まれ。歌人。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。短歌のほかに、エッセイ、評論、絵本、翻訳などを手掛ける。著書に『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』『水中翼船炎上中』『野良猫を尊敬した日』など。2008年伊藤整文学賞、アルスエレクトロニカ・インタラクティブ部門栄誉賞、2017年講談社エッセイ賞、2018年若山牧水賞他を受賞。

堀本 裕樹(ほりもと ゆうき)
1974年和歌山県生まれ。俳人。俳句結社「蒼海」主宰。二松学舎大学非常勤講師。2022年度「NHK俳句」選者。句集『熊野曼陀羅』で第36回俳人協会新人賞受賞。第二句集『一粟』はじめ、又吉直樹との共著『芸人と俳人』、穂村 弘との共著『短歌と俳句の五十番勝負』、2021年2月に広瀬すず主演でドラマ化された小説『桜木杏、俳句はじめてみました』他、著書多数。

蜂飼 耳(はちかい みみ)
1974年神奈川県生まれ。詩人。立教大学文学部教授。詩集『いまにもうるおっていく陣地』で第5回中原中也賞、詩集『食うものは食われる夜』で第56回芸術選奨新人賞、詩集『顔をあらう水』で第7回鮎川信夫賞受賞。主な著書に、詩集『隠す葉』、文集『孔雀の羽の目がみてる』、書評集『朝毎読』、絵本『うきわねこ』(絵/牧野千穂)など。

作品集「Tokyo Dialogue 2022」

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作品集「Tokyo Dialogue 2022」表紙
書 名: Tokyo Dialogue 2022
写 真: 伊丹豪/清水裕貴/木村和平
言 葉: 穂村弘/堀本裕樹/蜂飼耳
編 集: 松本知己(T&MProjects)
仕 様: A5判・64頁
発行日: 2022年10月1日
発 行: 一般社団法人 TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY

同展に向けて制作された作品(写真38点・詩歌17点、展覧会未発表作を含む)を収録。T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2022会期中、 T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2022公式カタログとセット販売致します。

販売期間: 2022年10月1日(土)~2022年10月30日(日)
販売場所: 72 Gallery(東京都中央区京橋3丁目6-6 エクスアートビル1F /営業時間 12:00~19:00)
オンラインショップ(https://t3photo.base.shop/
販売価格: 1,500円(税込)※セット価格

(仮称)TODA BUILDINGについて

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戸田建設は、京橋一丁目で本社建替えを含む大規模開発を進めており、2024年に「(仮称)TODA BUILDING」を竣工し街区が生まれ変わります。都市再生特別地区、土地区画整理事業などの開発制度を活用し、建物低層部に京橋エリアの地域特性を活かした“新たな芸術文化の拠点”を形成します。上層部はテナント専用ビジネスサポート施設を有するオフィスフロアで構成し、来街者や働く人がアートに出会う場を創出します。

屋外写真展「TokyoDialogue2022」開催概要

会   期: 2022年10月1日(土)~2022年10月30日(日)
会   場: (仮称)TODA BUILDING 工事仮囲(東面)東京都中央区京橋1-7-1
ア ク セ ス: JR 東京駅(八重洲中央口)、東京メトロ銀座線・京橋駅(6 番出口)、
東京メトロ・銀座線/東西線/都営浅草線・日本橋駅(B1 出口)から徒歩 5 分
【Tokyo Dialogue 2022-2024 プロジェクト概要】

主催・企画:戸田建設(株)、T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO
ディレクター|速水 惟広(T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO)、キュレーション|小髙 美穂
編集|松本 知己(T&M Projects)、デザイン|中島 雄太(YUTA Design Studio)

TOKYO DIALOGUE お問合せ:戸田建設(株)京橋プロジェクト推進部(kyobashi_project_m@toda.co.jp
T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO お問合せ:T3 PHOTO FESITVAL TOKYO実行委員会(photo@tip.or.jp