新着情報 第68回 建築生産技術研究発表会を開催

2022/10/12

戸田建設(株)(本社:東京都中央区、社長:大谷 清介)は、第68回建築生産技術研究発表会を9月27日(火)に建築会館(東京都港区)にて開催し、その模様をYouTube Liveにより社内へライブ配信しました。建築会館での視聴を含め、当日は1,000名を超える社員が参加しました。
この発表会は建築工事統轄部が主催し、本社各部署の新しい施策や、各支店の作業所で実施している品質や生産性の向上に向けた取組みを、全国の作業所に水平展開することを目的として1954年から毎年開催しています。

建築生産技術研究発表会の概要

今回の発表会では、「将来を見据えた建築事業本部及び工事統轄部の取組み」、「(仮称)新TODAビル計画新築工事の進捗報告」、「当社を代表する工事の施工記録及び大規模空間の施工」及び「多様な技術への取組み」と題した4セッションで計13件のプレゼンテーションが行われました。今回も、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため会場での参加を制限し、これ以外の社員は職場の自席や在宅で視聴できる開催形式としました。 プレゼンテーションでは、将来を見据えたカーボンニュートラル等の環境関連の取組みをはじめ、過去の失敗を繰り返さないための不具合事例対応の紹介の他、現在施工中の自社ビルである新TODAビル計画の工事進捗報告とともに、生産性の向上を推し進める施策や事例が紹介されました。

発表会の冒頭、社長からは、『現場は我々の教材』というテーマで、「社員一人ひとりが成長を実感できる、働き甲斐改革を推進するための教材として現場がある。出来る事だけをやっていたのでは成長は無い。困難を乗り越えた先にスキルアップがある。現場とは、困難を乗り越えて培われた技術力という資産を共有する貴重な場である。本年の発表会では、①新TODAビル計画関連の高度な技術の報告、②複雑な空間を施工する技術の報告、③タイでの大規模工場建設の報告、④大規模物流施設の標準化技術の報告とそれぞれ大変良いテーマに焦点が当てられており、期待している。それらを、我々を鍛えてくれる教材として活用し、スキルアップの実感に繋げ、現場最前線で働く事の意義を高めて貰いたい。」との話がありました。

今後の展開

当社ではこのような発表会を通じて、企業として今後目指していく方向性や建築生産技術に関する施策や取組み事例を全社員で共有し、全社的な技術力の向上を図りながら、これからも様々な課題の解決に向けて積極的に取り組んでまいります。

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写真1 大谷社長による挨拶
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写真2 発表会場の様子