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混雑状況のリアルタイム可視化サービスの提供を行う
「バカン」への出資について
2023/02/21
戸田建設(株)(本社:東京都中央区、社長:大谷 清介)は、混雑状況のリアルタイム可視化サービスの提供を行っている(株)バカン(本社:東京都千代田区、代表取締役:河野 剛進)への出資を実施しました。
バカンについて
(株)バカンは、「いま空いているか1秒でわかる、優しい世界をつくる。」をミッションに掲げ、IoT、AIを活用した「待つをなくす」サービスを開発・運営する企業です。
新型コロナウイルス感染症の影響が落ち着きを見せつつあるなかで、観光地や商業施設、宿泊施設、交通施設などで人出が戻り始めています。これらの施設で発生する局所的な混雑は、利用者の不満や人が密集することによる感染症への不安などに繋がるため、混雑の解消・抑制ニーズは依然として高い状況です。同社のサービスは、観光施設や宿泊施設、飲食店などの商業施設、防災拠点、トイレなど様々な場所の「待つをなくす」ことに貢献するサービスであり、混雑状況の検知・解析・配信・管理を一気通貫で提供することで、様々な施設利用者に対しての利便性向上に貢献しています。
また、同社が提供する「AirKnock」は、トイレ個室にドア開閉検知センサーとモニターを設置し、入室時間と混雑情報をモニターに表示することで本来用途以外での長時間専有を抑止するサービスです。モニターには広告や施設・テナントの情報も配信するトイレサイネージメディア「アンベール」を組み合わせることで導入コストを削減でき、施設オーナーの少ない負担で導入も可能な点が特徴です。
出資の背景と目的
当社は、戸田建設グループ「中期経営計画 2024 ローリングプラン」を策定し、その基本戦略の一つに、顧客の体験価値(顧客エクスペリエンス)の向上を掲げています。建設物のオーナー様や利用者様の「体験」を通じた価値創出を目指しており、その実現に必要な協業を進めています。
(株)バカンの「待つをなくす」サービスは、当社が建設する建物やまちで利用者の体験価値向上に資するサービスであると考え、事業面での連携も視野に入れながら同社への出資を行いました。
スタートアップへの投資活動について
今後も有望なスタートアップ・ベンチャー企業が持つ技術・サービスと、当社が持つ技術やノウハウ、顧客基盤を活用した価値共創活動に取り組んでまいります。
(株)バカン の概要 | |
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名 称: | 株式会社バカン |
所在地: | 東京都千代田区永田町二丁目17番3号 住友不動産永田町ビル2F |
代表者: | 代表取締役 河野 剛進 |
設 立: | 2016年6月 |
Webサイト: |