新着情報 第62回土木技術研究発表会を開催

2024/01/17

戸田建設(株)(本社:東京都中央区、社長:大谷 清介)は、12月6日(水)に第62回土木技術研究発表会を開催しました。当社は、土木技術の向上と継承また技術職員のレベルアップを目的として同発表会を毎年開催しています。今回は会場としてAP東京八重洲の会議室を使用して開催し、Web会議システムによる支店会議室との接続に加え、多くの社員が現場や在宅で視聴できるようにライブ配信を行いました。

開催の冒頭に社長からは、「戸田建設の現場に集う力」というテーマで「堅調な建設投資が予測されるが建設業就業者数の減少は続いている。現場に協力会社をいかに集められるかがゼネコンの力である。サプライチェーン満足度調査では土木の現場は比較的評価が高い。この評価をより高めるためにも、協力会社とのコミュニケーションが重要であり、省人化技術の構築、施工効率の追求、作業環境の整備などが必要である。」との挨拶がありました。
続いて藤田土木事業本部長からは、「当社に求められている技術は何かを考えると、施工技術以外に組織力とDXがキーワードである。DXは難しいが、必要なところに限定して始めれば可能であるから、積極的に進めていこう。」と話がありました。

発表会は、基調報告と各発表セッションに共通テーマ「建設DX・RXで技術を磨く」を設定して構成されました。各セッションでは「山岳トンネル技術」、「シールド技術」、「生産性向上技術」をテーマとし、計14件の技術研究発表が行われました。なお、技術提携を結んでいる西松建設(株)(本社:東京都港区、社長:髙瀨 伸利)からも16名が参加し、2件の技術発表が行われました。参加者から活発な質問があり、盛況のうちに幕を閉じることができました。

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写真1 大谷社長による挨拶
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写真2 藤田土木事業本部長による挨拶
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写真3 発表会場の様子