新着情報 行動認識AIを搭載した『asilla』による患者見守り等の実証実験を開始 世界トップクラスの行動認識AIを搭載した『asilla』を活用し、更なる施設の安全性向上や業務環境の改善へ

2024/01/22

戸田建設(株)(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大谷 清介)と(株)アジラ(本社:東京都町田市、代表取締役:木村 大介、以下「アジラ」)は、(医)成仁の運営する精神科病院 成仁病院(所在地:東京都足立区、理事長:片山 成仁、以下「成仁病院」)にて、アジラの開発するAI警備システム『AI Security asilla(以下asilla)』を活用した患者の見守り等に関する実証実験(以下「PoC」)を開始しました。精神科病院での『asilla』を活用したPoCは初の試みとなります。

精神科病院では、現在、人による目視での見守り対応が中心となっており、多様な患者への対応や非常時の緊急対応などスタッフには高いスキルが求められております。
既設の防犯カメラなどの映像から、人の行動を検知・通知できる『asilla』の活用により患者の異変をいち早く察知し、緊急事態における初動体制の強化を図ることで、患者や職員の安全性を確実に担保できるかについての検証を行います。世界トップクラスの行動認識技術により構築された『asilla』の活用により、安心安全な病院の施設環境作りのサポートを目指します。

PoC概要

場所:成仁病院
対象カメラ台数:30台
導入目的:「スタッフの業務負担の軽減」および「施設内警備の強化」

PoCの時の『asilla』利用イメージ

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成仁病院について

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成仁病院は東京23区内で40年ぶりとなる民間精神科単科病院として2007年に設立され、2014年4月より措置指定病院として認定されました。
駅から近く、「急性期」「短期集中治療」に特化した病院であり、当社元施工病院となります。
成仁病院HP:http://www.seijin.org/pages/2

成仁病院 ご担当者様のコメント

精神科領域に当たっては自傷行為や他害行為、 転倒など様々なリスクを抱えています。
臨床現場においては リスクを少なくすると治療効果や安全確保が低下すると考えられていることも少なくありません。マンパワーの不足している昨今の状況を考えると本PoCに非常に期待を寄せております。

今後について

新型コロナウイルス感染症の蔓延や物価高騰の影響で、医療機関の運営は厳しい状況にあり、その運営方法を見直し、財務体質を変革することが必要とされております。そのため、当社はスタートアップ企業の優れたサービスを医療機関に紹介、実装するなどの支援を進めており、当社とアジラとのコラボレーションはその一環となります。
当社はスタートアップ企業とのコラボレーション活動を通じて、お客様に対する提供価値を最大化していくと共に、医療・福祉分野における社会課題に真摯に向き合い、より良い社会の実現に貢献してまいります。