新着情報 第70回 建築生産技術研究発表会を開催

2024/10/18

戸田建設(株)(本社:東京都中央区、社長:大谷 清介)は、第70回建築生産技術研究発表会を10月4日(金)に建築会館(東京都港区)にて開催し、その模様をYouTube Liveにより社内へライブ配信しました。建築会館での視聴を含め、当日は1,144名(会場:146名,オンライン:998名)の社員が参加しました。

この発表会は建築工事統轄部が主催し、本社各部署の新しい施策や、各支店の作業所で実施している品質や生産性の向上に向けた取組みを、全国の作業所に水平展開することを目的として1954年から毎年開催しています。

建築生産技術研究発表会の概要

発表会の冒頭、社長からは『ブランド価値』というテーマで、「ものづくりを起点とした機能価値から、顧客の潜在ニーズを捉えた顧客価値、さらには、社会課題や社会ニーズを満たす価値である突出価値を創造することが、協創社会の実現に必要である。これらの機能価値、顧客価値、突出価値のメインとなるのが、財務的価値以外の非財務価値、施工革新力、最適提案力、課題設定・解決力から導かれるブランド価値だと考える。」と話がありました。

このような当社の目指すブランド価値の実現に向けた取組み内容ついて、今回の発表会では、4セッション計12件のプレゼンテーションが行われました。1つ目のセッションでは、「2030年に向けた建築事業本部の取組み」と題して、建築事業本部の中長期事業戦略の中で描かれている2030年までの「当社の目指す姿」を実現するために取り組んでいる主な施策について説明がありました。2つ目のセッションでは、「新TODAビルに関する報告」と題して、2024年9月に竣工を迎えたTODA BUILDING(新TODAビル)の集大成として、施工報告やオフィスの先進的な取組み、導入した施工技術について紹介されました。また、3、4つ目のセッションでは、「多様な技術の紹介」及び「歴史的建造物を後世に伝えるための技術」と題して、作業所における施工や生産性向上の取組みが報告されました。

また、全国の作業所(93作業所)より提供された動画を組み合わせた「作業所紹介動画」が放映されました。今年で4年目を迎えたこの企画は、毎年好評を得ております。加えて、今回は「技術研究所 技術紹介動画」の放映も行われました。

今後の展開

当社ではこのような発表会を通じて、企業として今後目指していく方向性や建築生産技術に関する施策や取組み事例を全社員で共有し、全社的な技術力の向上を図りながら、これからも様々な課題の解決に向けて積極的に取り組んでまいります。

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写真1 大谷社長による挨拶
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写真2 会場(社長現場訓唱和)の様子