2025/08/21

戸田建設株式会社（本社：東京都中央区、社長：大谷 清介）は、セネガル政府、セネガル日本職業訓練センター（以下、CFPT-SJ）、独立行政法人国際協力機構（以下、JICA）、豊田通商株式会社（以下、豊田通商）、ダイキン工業株式会社（以下、ダイキン）、日本電気株式会社（以下、NEC）、ヤマハ発動機株式会社（以下、ヤマハ）と協力覚書を締結しました。

本覚書は8月21日に、第9回アフリカ開発会議（TICAD9）に合わせて、セネガル政府要人および各社代表者の出席のもとで署名を行いました。

1984年にJICAの無償資金協力で建設されたCFPT-SJでは、設立以降40年以上に亘りわが国による支援が行われており、同校はセネガルのみならず西アフリカ地域における職業訓練分野の中核的な教育機関となっています。当社が西アフリカで初めて手がけた無償資金協力事業であり、CFPT-SJとの関係は特別なものです。

近年セネガルでは産業人材ニーズが高度化・多様化しており、CFPT-SJには市場や産業のニーズに即した人材育成が求められています。

豊田通商、ダイキン、NEC、ヤマハは、これまでセネガル及び西アフリカ地域において、各社の事業を通じて同地域の産業開発に貢献していますが、各社における同地域での事業推進においても、高度な産業人材の育成・獲得が課題となっています。

かかる状況下、JICA、日本企業、CFPT-SJの連携により、セネガルにおける産業人材の育成協力の強化・発展が指向され、今回の覚書締結に至りました。

具体的には、日本企業によるCFPT-SJでのトレーニングプログラムの実施に際し、①セネガル政府がCFPT-SJに協力すること、②CFPT-SJが各機関と協力すること、③JICAが日本側とセネガル側の調整を行うこと、④戸田建設、豊田通商、ダイキン、NEC、ヤマハが各専門分野におけるトレーニングプログラムの策定、実施を行うことに合意しました。

当社は自社の専門領域におけるプログラム提供を通じて、ブランドスローガン「Build the Culture.人がつくる。人でつくる。」が示す「つくった先にある人々の暮らしや営みを支える力になりたい」という想いのもと、地域社会の未来を創造するパートナーとして、現地産業の持続的な発展を支援してまいります。