新着情報 経済産業省の令和6年度補正
グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)に採択

2025/09/30

戸田建設(株)(本社:東京都中央区、社長:大谷 清介)および八千代エンジニヤリング(株)(本店:東京都台東区、社長:高橋 努)は、2025年9月24日、ジブチ共和国/地方都市部における再生エネルギーを活用した電力アクセスの向上を目的としたミニグリッド発電事業案件化の可能性調査事業を提案し、経済産業省の令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)に採択されました。

グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金について

グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金は、グローバルサウス諸国(主に南半球に位置する新興国の総称)が抱える課題を解決することを通じて、日本の国内企業が行うインフラ等の海外展開に向けた事業実施可能性調査事業(FS事業)および小規模実証事業の実施に必要な費用の一部を補助する経済産業省による取り組みです。

事業内容及び背景

ジブチ共和国の北部主要都市を対象に、地産地消型分散電源として、中・小型風力発電、太陽光発電を主電源とし、既存のディーゼル発電や太陽光発電設備と組み合わせて活用した上で、安定した電力供給を可能にする蓄電池システムの導入可能性を調査いたします。
ジブチ共和国は再生可能エネルギー資源に恵まれており、近年は大規模な再生可能エネルギーの開発が進んでおります。一方、送電網の未整備な地方部では依然として電力アクセスが不十分であり、都市部と地方部の地域格差が拡大しています。
採択された事業は、ジブチ共和国における、地方部の電力アクセスを改善し、同国の都市部と地方部の地域格差を解消することを目指して、日本企業の既存の技術による再生可能エネルギーを最大限活用した電力アクセス向上の可能性を追求することを目的としています。

実施期間(予定)

2025年9月~2026年8月

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