新着情報 (株)森とみずのちからと協定書を締結 水力発電事業の協業エリア拡大と更なる事業推進に向けて

2025/09/30

戸田建設(株)(本社:東京都中央区、社長:大谷 清介)は、(株)森とみずのちから(本社:奈良県吉野郡、代表取締役:貝本 隆三、以下「森とみずのちから」)と、現在進行中の山形県での共同開発に加え、愛媛県及び高知県における水力発電事業を協業し、推進する協定を2025年7月18日に 締結したことをお知らせいたします。

本協定では、時間帯に左右されず24時間安定して発電することが可能であり、長期的に稼働できるポテンシャルを持つ水力発電事業に着目し、両者の強みやリソースを活かし、調査段階から自治体や各ステークホルダーと連携の上、脱炭素社会の実現と地域活性化への貢献を目指して参ります。

協定締結の背景

近年、脱炭素社会の実現に向けた世界的な潮流を受けて、企業や自治体の再生可能エネルギーの利用に対する意識が高まっています。当社においても、未来ビジョンCX150を策定し環境エネルギーや地方創生などで顧客の体験価値向上を目指し、技術やソリューション開発の推進に取り組んで参りました。森とみずのちからでは、水力発電事業を中心とした調査や開発を行い、自然資本の価値向上と地域活性化を目指しております。
両社の企業活動の軸には、共通して「地方創生・地域活性化」と「脱炭素社会の実現」が掲げられております。
互いの企業活動を更に推進していくという思いが一致したことに加え、現在進捗中の山形県内での取り組みを活かした迅速な開発が見込めることから本協定の締結に至りました。

協定の概要

  • 協定の目的
    双方のリソースを有効に活用し、水力発電事業の新規開発に係る可能性調査(FS調査)、地権者調整、設計、建設、運営を連携・協力して行うことを目的とする
  • 主な業務内容
    • 戸田建設の役割
      地域、自治体とのパートナーシップ体制の構築と関係性の醸成
    • 森とみずのちからの役割
      水力発電案件の事前調査と発電所開発に伴うコンサルティング
  • 双方出資による法人の設立
    事業化を決定した場合には、その事業母体となる特別目的会社を共同出資の上、設立する

今後の展開

水力発電所開発には、地域との関係性醸成と地域に根ざした事業手法が重要であることから、全国にネットワークをもつ当社の強みと、森とみずのちからが持つ全国各所での水力発電所の開発ノウハウを掛け合わせることで、多種多様な地域ニーズに寄り添った水力発電事業を推進していきます。