新着情報 若手社員が上層部へ助言「リバースメンター」活動の実施 世代・役職を越えた対話で意見を交わせる組織づくりを推進
2026/06/30
戸田建設(株)(本社:東京都中央区、社長:大谷 清介)建築設計統轄部は、若手社員がメンター(助言する側)となり上層部(助言される側)に対して助言・支援を行うリバースメンター活動を2025年度に実施しました。本取り組みにより、世代を超えた新たな価値観の共有を促進し、組織のコミュニケーション活性化、エンゲージメント向上を図りました。
背景と目的
近年、多くの企業において若手社員と上層部の間に世代間ギャップが存在しており、意思疎通や価値観の違いが課題となっています。
一方で、世代の違いから生まれる視点の差は新たな発想や組織変革の推進力にもなり得ます。
本取り組みでは、若手社員と上層部が対等な立場で対話を行う機会を創出することで、相互理解を深め、率直に意見を交わせる組織風土づくりを目指しています。

取り組みの概要
(1)対象者と規模
活動は応募制とし、建築設計統轄部内で小規模に開始しました。係員・主任クラスの若手社員がメンターを務め、部門長以上のベテラン社員をメンティとするペアを編成しました。計18名(メンター9名、メンティ8名、事務局1名)が参加しました。
(2)活動内容
月1回、1時間程度を目安に、対面またはオンライン形式で実施しました。 テーマは固定せず、参加者の主体性を尊重しながら自由に対話を行いました。 また、役職や世代を越えて率直な意見交換ができるよう、メンター・メンティという立場にとらわれない対等なコミュニケーションを重視しました。
(3)継続的な取り組み設計
信頼関係の構築および継続的な対話の深化を目的に、約8か月間の中長期的な取り組みとし、10月下旬に中間報告会、2月下旬に最終報告会を実施し、ペアの活動内容を共有しました。
取り組みを通じて生まれた対話テーマと参加者の声
当社が内製した「Toda-AI-Portal™」やChatGPTなどの生成AI活用をはじめ、デジタルツールの活用方法、人材育成、業務改善、ワークライフバランスなど、多様なテーマについて活発な対話が行われました。
対話を通じて、世代ごとの「やりがい」や働き方に対する考え方の違い、若手社員が実践するデジタルツール活用事例、上層部が持つ経験や知見などが共有され、世代や役職を越えた価値観の共有につながりました。参加者からは、「普段接点の少ない役職者と率直な意見交換ができた」「若手社員のデジタル活用力や価値観に新たな発見があった」といった声が寄せられました。
また、「社員同士がお互いを理解することで、それぞれの能力を発揮しやすくなる」「他部門や他世代の考え方を知ることで視野が広がった」など、相互理解の重要性や組織内のつながりの価値を実感する声も寄せられました。
成果および部門横断への展開
本取り組みにより、上層部との間で日常的に相談しやすい関係性が構築されるとともに、世代や役職を越えた新たなネットワークが形成されました。また、世代間の相互理解が深まり、コミュニケーションの活性化と率直に意見を交わせる組織風土づくりにつながるとともに、部門や世代を超えた対話機会の重要性が改めて認識されました。
こうした成果を踏まえて、2026年度は建築設計統轄部に加え、環境設備統轄部およびプロジェクト管理センターとの3部門合同で取り組みを実施しており、部門を横断したコミュニケーションの強化に取り組んでいます。
今後も、部門や世代を超えた対話の機会を継続的に創出することで、組織のさらなる活性化と、若手社員の発信力・提案力の向上を目指します。


