新着情報 アルミサッシの“Building to Building”水平リサイクルモデルを確立 トレーサビリティを確保し、新研究棟で再生利用

2026/07/09

戸田建設(株)(本社:東京都中央区、社長:大谷 清介)は、(株)LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸 欣哉)と協働し、東京建設会館※1 の移転に伴う旧建物(東京都中央区)の解体工事(元請:ゼクオス(株))で発生したアルミサッシ廃材を原料として、新たなアルミサッシを製作し、新築工事中の当社筑波技術研究所(仮称)構造材料棟のカーテンウォールへと生まれ変わらせる、“Building to Building”水平リサイクル※2 モデルを確立しました。

本取り組みは、解体建物のアルミサッシ廃材を再生利用し、特定の建物に採用する業界に先駆けた試みです。さらに、旧建物で発生したアルミサッシ廃材について、運搬、選別、溶解、鋳造、サッシ製造に至るまでの全工程において、一貫したトレーサビリティを確保しています。また、(仮称)構造材料棟のその他のアルミサッシにも、(株)LIXILが開発した、100%リサイクルアルミを使用したアルミ形材「PremiAL R100」を採用します。

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図 アルミサッシ廃材のトレーサビリティを確保した水平リサイクル

近年、サーキュラーエコノミー推進の観点から、建築プロジェクトにおける資源循環の重要性が高まっています。アルミ製品の製造に必要な新地金は100%輸入に依存しているため、リサイクルアルミを使用した建材の利用拡大は急務です。

本取り組みは、建築物における資源循環の推進策としての活用が期待されるとともに、思い入れのある建物の建て替えを計画する顧客ニーズにも応える事例です。また、アルミの主要原料であるボーキサイトは、その精錬工程で大量の電力を使用するため、アルミリサイクルの推進は脱炭素社会の実現にも大きく貢献します。

当社は今後、本取り組みを通じて構築した水平リサイクルルートのさらなる活用を進め、資源循環の高度化を図ることで、サーキュラーエコノミーの実現に貢献していきます。

  • ※1 (一社)日本建設業連合会や(一社)全国建設業協会等の拠点施設
  • ※2使用済製品を原料として、同一種類の製品を製造するリサイクルのこと

建物概要

【解体建物】

建物名称 旧 東京建設会館(当社所有) 所在地 東京都中央区八丁堀二丁目5番1号
構造・階数 RC造・地上8階/地下2階 延床面積 10,107.48m2
竣工 1955年5月 解体工期 2025年10月~2026年8月

【新築建物】

建物名称 (仮称)構造材料棟 所在地

茨城県つくば市要315

(筑波技術研究所内)

構造・階数 S造(一部RC造)・地上3階 延床面積 約4,350m2
設計・施工 当社 竣工 2027年3月(予定)