快適な室内環境の構築 申告型空調システム

概要

体感を空調に反映

申告を行うカード

オフィス空間の従来の空調システムでは、温度設定は、クールビズやウォームビズと言った考えに基づき、管理者が設定温度を決めるのが一般的ですが、快適性は居住者やその状態によって異なるため、「暑い」「寒い」などの不満が生じることが、しばしは見受けられます。
オフィス内に潜在するこうした不満を解消するため、申告型空調システムを開発しました。
申告型空調システムは、居住者の不満を解消し快適性を確保しつつ、利便性や省エネルギー効果を高める空調システムです。

メリット

申告型空調システムでは、従来の空調システムに比べ下表に示すように、利便性、省エネルギー性、快適感においてメリットがあります。

従来方式申告方式
①利便性 利用者が壁や柱にある空調リモコンへ行き、設定温度を決める。座席から遠い近いにより、差が出る。 一人1枚、申告カードを所持する。利用者が自席で申告カードの「暑い」、「寒い」ボタンを押して申告する。
②省エネルギー効果 次の操作が発生するまで管理者の設定温度から外れるため、使用エネルギーが増加する。への影響が大きい。 「暑い」、「寒い」ボタンを押した後、一定時間が経ったら、元の温度に戻るため使用エネルギーの削減に寄与する。
③快適感 設定温度を決定後、次の操作があるまで、設定温度の変更がないため、周囲の在席者への影響が大きい。 一定時間が経ったら、元の設定温度に戻るため周囲の在席者への影響を軽減できる。

特徴

申告型空調システムでは、各居住者が持っている無線式申告カードによる「暑い」「寒い」などの申告内容を、受信機、サーバーなどを介して空調制御に反映させます。
温度状況などを勘案して制御を行うため、申告者の満足を得ながら、他の居住者の快適性と省エネルギー性も確保します。

申告型空調システムの流れ

実績

  • 戸田建設 筑波技術研究所本館
  • 村田製作所 長岡事業所
  • 戸田建設 八丁堀二丁目計画
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オフィスビルを中心としてた業務ビル

  • 戸田建設 筑波技術研究所
  • T-FIT 八丁堀
論文