建設現場周辺を維持保全する技術 水素ガス切断工法

概要

鉄骨造の建物解体において、鉄骨の切断作業に一般的に用いられているアセチレンガスを使用せずに、水から生成した水素ガスで切断する工法です。
水素ガスを用いることで切断能率が高く、また、ガスの燃焼時に発生するCO2をゼロにする環境に配慮した切断工法です。

メリット

  • ガスの燃焼時にCO2が発生しないので環境にやさしい施工が可能です。
  • 切断スピードが速くコストも安いため、アセチレンガスを使用する場合と比べ、短期間・低コストで工事が可能です。

特徴

  • 水素ガスは、アセチレンガスに比べて比重が小さく(下に溜まらない)、発火点が高い(着火しにくい)ため安全性に優れる
  • 水素ガスは切断スピードが速く、コストも安いため、アセチレンガスよりも短期間、低コストで解体可能
  • 水素ガスは燃焼後水になるため、ガスの燃焼時に発生するCO2排出量をゼロにすることが可能
切断能率
特許・認定・認証

「建築物の解体工法と解体装置」について特許取得済(特許第5617130 号)