建設現場周辺を維持保全する技術 外部耐震補強工法
概要
屋外から工事をすることにより建物使用者、居住者の皆様への影響が少ない耐震補強工法です。接合部には従来工法である、あと施工アンカーを減らして、当社が開発した鋼管コッター工法を使用する低騒音・低振動・低粉塵の環境配慮型工法です。
建物を使用しながらの工事が可能で、病院・学校・ホテル・精密工場など静かな環境でのブレースを増設する工事に最適です。
メリット
- 低騒音・低振動・低粉塵
- 建物を使用しながらの工事が可能
- 屋外からの施工で居住者への影響が少ない
- 静かな環境での工事に最適
- 安定した施工品質と工期短縮
特徴
外部耐震補強工法は「(1)鉄骨ブレース直付け工法」を採用することが一般的です。しかしバルコニーや庇がある場合、建物の柱梁に鉄骨を直接付けることができないため、「(2)外側鉄骨ブレース架構増設工法」を用い、バルコニーや庇を避けて鉄骨を設置します。また、鉄骨ブレースを設置すると採光や眺望を妨げる場合があります。この場合、ブレース材にPC鋼棒(高強度の細い鋼材)を使用して細くする「(3)アタッチメントフレーム工法」を採用することで、採光や眺望を確保します。
論文
特許・認定・認証
本工法は2012年3月8日に財団法人日本建築総合試験所より、建築技術性能証明(GBRC03-04号改5)を取得しています。
特願2011-230548号
関連技術