生産施設 北海道コカ・コーラボトリング本社工場

所在地 北海道札幌市
発注者 北海道コカ・コーラボトリング
設計 戸田建設設計施工
竣工年 2002年
工事概要 改築 S造 3/0 延9,293m2 (JV)
特徴 20,000パレットを収納できる全自動立体自動倉庫の建設及び製造ラインの改修工事です。稼働中の工場敷地内での工事のため、綿密な車両の動線計画が必要でした。
設計者のコメント 札幌市清田区の交通要所に位置し、道内各地への配送拠点となっております。
国内のコカ・コーラボトラー最大規模となる2万パレット収容の大型立体自動倉庫は、2002年11月に本格稼働しました。倉庫棟と荷捌き棟から構成され、効率良く多品種少量化にも対応し、生産ラインからケースコンベアで製品を搬送し各種別保管、自動管理、ラック誘導システム等最新鋭設備を有しております。
2003年にアセプティックライン生産設備が完成しました。このラインは、無菌でペットボトルに充填するラインであり、コーヒー、お茶、スポーツ飲料などのペットボトル商品を製造しています。無菌充填は北海道の飲料業界では、本工場が最初となります。また、この施設ではPETボトル成形機の稼働により、自社で炭酸製品用PETボトルの成形も可能としております。
外観は安全・安心と清涼飲料のイメージである爽やかさを狙いとしております。地域貢献をコンセプトとする北海道コカ・コーラボトリング株式会社様の発展に繋がることを願っております。

石黒 一仁
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