物流施設 中央倉庫東京支店茨城営業所A号倉庫

所在地 茨城県猿島郡
発注者 中央倉庫
設計 戸田建設設計施工
竣工年 2009年
工事概要 増築 SRC造 5/0 延15,642m2
特徴 関東地区における新規倉庫で「5階建ての多層階倉庫」と「立体自動ラック倉庫」を併合し「作業効率の向上・物流の自動化・物流の情報化・高い安全性」という新しいコンセプトで計画されました。
立体自動ラック倉庫は、4000パレットを超える大容量の収容規模を誇り、全フロアでのピッキング作業が可能で、人荷用ELVとの併用により入出庫の効率を高めた多機能倉庫です。
又、多層階倉庫を含めた施設全体は顧客の保有する情報管理システムと連携し、他事業所と一括管理され物流の自動化、情報化に対応した計画となっています。
設計者のコメント 当施設は国内で京阪神、東海、中国、北陸、関東地域で倉庫事業を展開されている顧客の関東地域における新規倉庫です。
建物の構造形式としては柱をRC造、梁をS造とした「TO-RCS工法」を採用し、施設の計画コンセプトでもある作業効率の向上をはかるため、多層階倉庫では10.2mの大スパンを実現し、空間の自由度を高めています。
また、計画地は近郊に首都圏中央連絡自動車道が開通予定で自動車道からの視認性に配慮したサイン計画も行っており、地域のランドマークとなる施設としても期待されています。

宇根本 真
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