新着情報 ART POWER KYOBASHIプレイベントトークセッションVol.1
「ART POWERが生まれる場所とは」
12月16日(土)開催、参加者募集!
2024年11月のTODA BUILDING開業に向けたトークセッション第一弾

2023/11/01

003271_01.jpg戸田建設株式会社(社長:大谷清介)は、東京・京橋に2024年11月に開業するTODA BUILDING(以下、TODA
ビル)で当社のアート事業「ART POWER KYOBASHI」を本格始動するにあたってのプレイベントとして、開業の約1年前となる2023年12月16日(土)に、アーティゾン美術館3階のレクチャールームにてトークセッションを開催します。

TODAビル開業までに2回の開催を予定しているトークセッションの第一弾にあたる今回は、「ART POWERが生まれる場所とは」をテーマに、江戸時代から文化の中心であった京橋から、新たな文化価値が生まれ育つアートによるエコシステムの構築について考えます。

本トークセッションは全2部で構成します。第1部では、東京藝術大学大学美術館教授の古田亮氏、キュレーターであり弘前れんが倉庫美術館副館長の木村絵理子氏、建築家の家成俊勝氏を迎え、日本美術を領域とするライターの橋本麻里氏がモデレートして、「公共性」をキーワードに都市とアートのつながりについて話を進めます。第2部は、当社アート事業のアドバイザーのひとりでもあるクリエイティブディレクターの小池一子氏、ギャラリストの千葉由美子氏、インディペンデントキュレーターの青木彬氏が登壇し、人々が生きる場所として都市に本当に必要な文化とは何かを問い、京橋とそこに関わるアートの力について議論を深めます。

実施概要

ART POWER KYOBASHIプレイベント トークセッションVol.1「ART POWERが生まれる場所とは」

日時: 2023年12月16日(土)第1部13:3015:00(開場13:00~)/第2部16:0017:30(開場15:30~)
会場: アーティゾン美術館3Fレクチャールーム(東京都中央区京橋1-7-2)
定員: 各回70名/各回入替制(事前申込制・先着順)※定員に達し次第受付終了
参加費: 無料
主催: 戸田建設株式会社
協力: 公益財団法人石橋財団 アーティゾン美術館
参加方法: Peatixからお申込みください。

https://art-power-kyobashi-20231216.peatix.com

第1部
文化を育む公共性を考える/13:30~15:00(開場13:00)

新たな文化が芽生え、育まれるところとはどんな場所でしょうか。例えば、様々な人々が自然と集まり、互いの価値を評価しあえる寛容な関係性を育める場所。私たちの創造力が発揮されるのもそんな場所かもしれません。第1部は、私たちの創造力を育む文化の場づくりについて、「公共性」をキーワードに話を進めます。

モデレーター
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橋本 麻里
(日本美術を領域とするライター、エディター)
甘橘山美術館準備室室長。金沢工業大学客員教授。新聞、雑誌への寄稿のほか、NHKの美術番組を中心に、日本美術を楽しく、わかりやすく解説。著書に『かざる日本』(岩波書店)、共著に『SHUNGART』(小学館)等多数。

登壇者
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古田 亮
(東京藝術大学大学美術館教授)
専門は近代日本美術史。東京国立博物館、東京国立近代美術館を経て現職。「琳派RIMPA」展、「揺らぐ近代」展(倫雅美術奨励賞受賞)などの展覧会を企画。著書に『俵屋宗達』¬( 平凡社新書、サントリー学芸賞受賞)、『高橋由一』(中公新書)など。

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木村 絵理子
(キュレーター、弘前れんが倉庫美術館副館長兼学芸統括)
2000年より横浜美術館に勤務。2023年より現職。2005年より横浜トリエンナーレなどの国際展や、海外のプロジェクトに従事。現代美術の実験的な作品を紹介。横浜美術館での主な展覧会企画に、「奈良美智:君や僕にちょっと似ている」展(2012-13年、青森県立美術館/熊本市現代美術館)など。

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家成 俊勝
(建築家、京都芸術大学空間演出デザイン学科教授)
2004年dot architectsを設立。アート、オルタナティブメディア、建築、地域研究、NPOなどが集まるコーポ北加賀屋を拠点に活動。代表作に千鳥文化(2017年、大阪)など。第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展にて審査員特別表彰を受賞。

第2部
オルタナティブな公共性が未来をつくる/16:00~17:30(開場15:30)

第1部での新たな文化の生成と共有の場づくりの議論を受け、京橋から新たな都市文化を芽吹かせる様々なアートの可能性について議論を進めます。当社アート事業の企画を推進する京橋プロジェクト推進部の久木元の進行のもと、オルタナティブなアート活動のこれまでとこれからを検証するとともに、京橋が持つポテンシャルを踏まえたオルタナティブな公共の力を牽引するART POWER KYOBASHI の行方を探ります。

モデレーター


久木元 拓
(戸田建設株式会社 京橋プロジェクト推進部)

登壇者
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小池 一子
(クリエイティブディレクター/ART POWER KYOBASHIアドバイザー)
「無印良品」アドバイザリー・ボード。武蔵野美術大学名誉教授。1983-2000年、日本初のオルタナティブ・スペース「佐賀町エキジビット・スペース」を創設・主宰し、多くの現代美術作家を国内外に紹介。2022年度文化功労者。

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千葉 由美子
(Yumiko Chiba Associates 代表取締役)
1998年Yumiko Chiba Associatesを設立。高松次郎、吉田克朗などのエステートの設立、及び鷹野隆大、冨井大裕、山城知佳子などのアーティストのプロモーションを手がける。2010年にギャラリーをオープン。2022年よりアートを軸に様々な分野から専門家や研究者を招き幅広い問題を議論する場、アルスクーリアを立ち上げる。

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青木 彬
(インディペンデントキュレーター)
一般社団法人藝とディレクター。一般社団法人ニューマチヅクリシャ理事。1989年東京都生まれ。東京都立大学インダストリアルアートコース卒業。アートを「よりよく生きるための術」と捉え、アーティストや企業、自治体と協働して様々なアートプロジェクトを企画している。また、戸田建設が2025年春からスタートする学びのプログラム「APK STUDIES」のファシリテーターを務める。

APK STUDIESについて

当社はTODA BUILDINGを拠点に、アートでつながる新しいコミュニティ形成を目的とし、自分にとって切実に必要な創造力を育む学びの場「APK STUDIES」を2025年春からスタートします。 「APK STUDIES」とは、アートを起点に様々な歴史や制度を捉え、実際にプロジェクトを企画、実践しながら、参加者自らの関心や課題意識を深めていくプログラムです。ファシリテーターとして、インディペンデントキュレーターの青木彬氏を迎え、よりよく生きるための自分と社会との関係性を捉え直し、再構築するプログラムを目指します。プログラム詳細の発表は、TODA BUILDING開業以降を予定しています。

TODA BUILDINGについて

当社は、京橋一丁目で本社建替えを含む大規模開発を進めており、2024年に「TODA BUILDING」を竣工し街区が生まれ変わります。都市再生特別地区、土地区画整理事業などの開発制度を活用し、建物低層部に京橋エリアの地域特性を活かした“新たな芸術文化の拠点”を形成します。上層部はテナント専用ビジネスサポート施設を有するオフィスフロアで構成し、来街者や働く人がアートに出会う場を創出します。

詳細リリース:https://www.toda.co.jp/news/2023/20230403_003193.html

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戸田建設のアート事業「ART POWER KYOBASHI」

ART POWER KYOBASHIとは、2024年TODAビルのオープンとともにはじまる新たなアートプログラムの総称です。当社が東京・京橋で社業をはじめて100年余り、次の100年に向けて、TODAビルの建替を契機に、アートによる新たなまちの価値づくりをはじめます。この場所から様々なアーティストが育ち、発信し、評価され、その仕組みの中でアートが人々の生活の生きる源となる。そんなアートによるまちのエコシステムの構築を目指し、都市を更新し続けるアートの力を育んでいきます。

ART POWER KYOBASHI公式WEBサイト:https://apk.todabuilding.com/

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