教育施設 学校施設のあるべき姿/学校づくりの5つのコンセプト

学校施設のあるべき姿

私たちは学校施設のあるべき姿を、「生徒・父母」「教師」「経営者」の三者にとってバランスのとれた、やさしい施設であると考えます。
それは「機能性」「安全性」「情報性」「環境性」「効率性」のすべての機能が充足した、やさしい“学びの空間”です。

学校が抱える課題を総合的に解決します

今、学校の抱える課題は複雑多岐にわたっています。
これらの課題は個別に解決することも可能ですが、その学校独自の目指すべき理想像に向けた、総合的な解決が大切であると考えます。

教育上の課題経営上の課題
新しい教育システムへの対応
教室運営方法の変更
少人数教育への対応
情報化教育への対応
環境学習の導入
「選ばれる学校」づくり
資金調達方法の検討(補助金・融資)
事業計画の検討
学校設置基準等の課題建築関連法規上の課題
設置基準への適合
校地面積の確保
校舎面積の確保
必要諸室の確保
建築面積の増大
延床面積の増大
既存不適格の解消(日影規制・斜線制限・消防法令 等)
耐震性能の向上
学校生活上の課題施設整備上の課題
快適性の向上
ゆとり空間の創出
福利厚生施設の充実
安全性の向上
老朽化への更新対策
ランニングコストの低減
施設のイメージアップ
環境学習の導入
省エネ・省資源の推進
環境対策の強化
シックスクール問題の解消

学校づくりの5つのコンセプト

1. 機能性

多様化する教育への対応

  1. 1新しい教室運営スタイルの採用
  2. 2新たな学習の場と居場所の確保
  3. 3地域との連携

既存の図書館などとの連携や「多目的教室」などの新しい教室運営への対応を検討します。また学校施設の開放や、教育ボランティアを受け入れるなど、学社連携を強めるための検討も行います。

2. 安全性

児童・生徒への安全性を総合的に確保

  1. 1防災対策
  2. 2耐震改修技術
  3. 3シックスクール対策
  4. 4防犯対策チェック
  5. 5事故防止

度重なる災害や凶悪な犯罪から生徒達を守るための総合的な安全対策を実施します。耐震性能を確保し、加えて「シックスクール」や「ユニバーサルデザイン」への対応も行います。

3. 情報性

IT技術革新への対応

  1. 1総合的なコンサルティング
  2. 2システム構築(ソフト・ハード)
  3. 3将来対応

「学習支援」や「事務・施設管理」までを含めた総合的なシステム構築を目指します。システム構築にあたっては、多人数の同時使用に配慮し、将来への容量や配線ルートを確保するなどの建築的な対応を行います。)

4. 環境性

環境負荷の低減

  1. 1自然エネルギーの利用
  2. 2自然環境への負荷低減
    (LCCO2、CASBEEなどでの評価)
  3. 3環境学習への貢献

省エネルギー対策に加え、補助金等を利用しての自然エネルギーの採用を検討します。検討にあたっては「CASBEE」などで総合的に評価し、また生徒に対する「環境学習」効果の側面からの検討を行います。

5. 効率性

運営・維持管理コストの低減

  1. 1運営・維持管理計画
  2. 2ライフサイクルコスト(LCC)低減
  3. 3ファシリティマネジメントシステム(FMS)

最適な運営・維持管理計画の立案・検討をサポートします。さらに、ランニングコストの低減を目指し、省エネルギーや耐久性の向上によるLCC低減や運営管理の効率化の検討を行います。

教育施設の技術

教育施設の実績

技術・実績に関するお問い合わせ