物流施設 トータルエンジニアリング

企画から操業まで、統合技術で支援します

物流施設は、「もの」と「情報」を集積、加工、管理し、送り出す物流の諸活動におけるキーステーションです。それだけに企業戦略に合致する最適システムを構築するには様々な要素を抽出・分析し、将来の展望までも踏まえた取り組みが求められます。
戸田建設では、企画段階での立地環境に合わせた計画立案~詳細計画支援、運用に考慮した最適物流システム構築、快適作業空間の実現、企業イメージを高める付加価値提案等の様々な支援から施設建設まで、お客様の立場に立った多角的なPJ支援を行い、企画から操業まで一貫したトータルエンジニアリングでお手伝いいたします。

PIC/S GMP・GDP等のガイドラインに準拠した医薬品倉庫の計画~バリデーション対応まで、顧客ニーズに合った設備・保管環境を実施いたします。

近年、グローバル化に対応した医薬品保管施設が増加しております。そこで、戸田建設ではPIC/S GMP・GDP等の要求事項より、4つのポイントを満足した建築計画を実施いたします。

POINT 1
施設計画
計画例
  • 適切な清浄度区分の設定
  • 交差汚染防止を考慮した動線計画
  • 休憩室、トイレと保管スペースの離隔
  • 清掃性の高い内装計画
  • 塵埃の発生しにくい仕上げの選定
POINT 2
保管・作業環境
計画例
  • 温度分布の測定
  • 温度監視装置の設置
  • 湿度は一定化(低温庫:60%以下、品管エリア:55%)
  • 太陽光、紫外線を避ける
  • 適切な照度の確保
POINT 3
セキュリティ
計画例
  • 入退出制限
  • アクセス管理とモニター設置
  • 適切なセキュリティラインの設定
POINT 4
ペストコントロール
計画例
  • 品管・保管・荷捌き・事務エリアの明確な区画分け
  • 雨風対策
  • 予防的防虫対策

また、ステップ①~⑥の考え方をもとに本プロジェクトでのバリデーション所掌範囲を把握し、最適なスケジュール管理によりお客様のバリデーション作業を的確にサポートします。

ステップ① キックオフ
  • 基本方針の確認
  • バリデーション手順の確認
ステップ② ヒアリング
  • 設計与条件・法的条件の整理
  • バリデーションマスタープラン(VMP)の確認
  • ユーザー要求仕様書(URS)の確認
  • DQ書類作成
ステップ③ DQ実施
ステップ④ IQ/CAL/OQ対象項目の抽出
ステップ⑤ IQ/CAL/OQ計画書・要領書(プロトコル)作成
  • バリデーション実施計画書作成(IQ/OQ)
  • バリデーション要領書(プロトコル)作成
ステップ⑥ IQ/CAL/OQの実施
  • IQ/OQの実施、報告書の作成・提出

物流施設の技術

物流施設の実績

技術・実績に関するお問い合わせ