地域社会とともに

グループ会社の取り組み

戸田建設グループ会社は、建築・土木事業が中心ですが、不動産業や金融業、ホテル業など多岐にわたっています。
CSRへの取り組みの輪はグループ各社にも広がっており、事業を通じて培った経験を活かし、災害時の応援や環境美化運動などの活動へ参加する中から、地域貢献への意識を一人ひとりが高め、社会の一員としての役割を積極的に果たしていきます。また、国内グループ会社では年3回、グループCSR・環境会議を開催し、社会貢献活動、環境活動について話し合われています。

(アペックエンジニアリング)環境に配慮した輻射空調設備施工

(株)アペックエンジニアリングでは輻射空調の性能検証を実施し、スポーツ施設などへの輻射空調冷暖房設備施工実績があります。
輻射空調とは、空気を暖めず、温度がある物体から赤外線が出て熱エネルギーを伝える輻射を用いた冷暖房のことです。クーラーやヒーターのように冷風、温風を放出し強制的に熱対流を起こさせる従来の空調と違い、風の発生がない快適な環境を実現できるのが特徴です。

輻射:高温の固体表面から低温の固体表面に、その間の空気、そのほかの気体の存在に関係なく、直接電磁波(赤外線)の形で伝わる伝わり方を輻射といい、その熱を輻射熱といいます。トンネルの中で涼しく感じたり、太陽の自然な暖かさ、薪ストーブの熱なども輻射熱によるもの。

TODA BUILDING青山施工事例(外観)

輻射空調には以下のようなさまざまなメリットがあります。

  • 無音無風で温度にムラがなく、快適で安定している。
  • 空気を暖めないため、部屋が乾燥せずインフルエンザなどの抑制に貢献。
  • 埃、ウイルスが循環しないため、クリーンな空気環境がつくられる。
  • 大空間に対し天井から冷風を送る従来空調に比べ、局所空調が可能なため、大幅なコストダウンが図れる。
  • バトミントンや卓球など屋内競技における影響がない。
  • 静寂性が求められる音楽会などにも適し、スポーツ施設などへの適用事例が大きく評価されている。

施工後の赤外線カメラによる温度計測状況

また、エコファクトリー社製エコウィンを用いた施工実績を重ねています。エコファクトリー社はこうしたスポーツ施設導入例でランニングコスト1/14、CO2排出量1/12と飛躍的な省エネを実現したことで多くの省エネ賞(平成26年度省エネ大賞特別賞、平成27年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰)を受賞しています。
今後も輻射空調設備施工のパイオニアとなるべく、施工実績を重ね、また提案を行うことで環境に配慮した社会づくりへ貢献していきます。

(戸田ビルパートナーズ)環境活動団体を主宰し、社会貢献活動を推進

戸田ビルパートナーズでは、2013年3月に環境・エネルギー分野の専門家および有識者などと連携して、環境活動団体“東京エネルギー情報ネットワークス”(通称TREIN)を立上げ、地球温暖化防止および被災地支援などの社会貢献活動を行ってきました。被災地(岩手、宮城、福島)への視察(支援)回数は10回を超え、がれき撤去、支援物資支給や森林整備活動、および被災者との交流などを行ってきました。

被災地復興支援(宮城県東松島市)

会員間の情報交換会

(戸田ビルパートナーズ)防犯キャンペーンに協力

戸田ビルパートナーズは、東京湾岸警察署と東京湾岸警備業協会(当社所属)と合同で、年間を通し防犯キャンペーンに参加しています。
東京オリンピック・パラリンピックを2020年に控え、開催の中心となる東京湾岸署管内の地域環境の激変が予測される中で、当社が携わる警備業は役割が大きいと認識し、今後も積極的に活動に参加していきます。
なお、当社はこのような取り組みの実施により、管内の治安を維持し、警察と管内の警備業各社が連携・協力し安心安全な街づくりを目的とする活動を先駆けて行なったと評価され、「2016年度防犯功労表彰」を受けております。

国際展示場駅での防犯キャンペーン

警備艇による防犯キャンペーンに参加

(戸田道路)作業所周辺歩道の降雪対策を実施

東京都世田谷区桜丘五丁目、千歳台一丁目付近枝線工事は、世田谷区桜丘五丁目、千歳台一丁目、船橋一、二丁目付近の雨水を収容し浸水被害の軽減をはかる事を目的とした東京都下水道局発注の工事です。
当現場は小田急線北側に位置し、都道環八通りを挟み施工地区が東西に分かれ、交通量の多い都道環八通り、千歳通り、及び小田急電鉄に囲まれた戸建住宅や集合住宅が混在する閑静な住宅街にあり、朝夕は近接する千歳船橋駅利用者の通行及び小学校二校の登下校といった多くの人の行き来がある地域にて昼夜間工事を行っています。この為、地域住民への配慮、日頃の挨拶、積極的な声掛け、親切丁寧な誘導及び対応を行い、良好な関係を築く事が重要と考えています。
この取り組みの一つとして、東京は雪に弱く少量の積雪でも交通麻痺が起きてしまうので、事前に塩化カルシウムを備えておき、降雪予報が出た際に歩道にまき、地域住民の足元の安全確保に役立てればと雪対策を行い、地域貢献に努めています。

歩道に雪対策する社員①

歩道に雪対策する社員②

(戸田道路)土木学科の大学生の現場見学会を開催

阿武隈東道路・玉野地区舗装工事作業所(福島県相馬市)において、日本大学工学部土木工学科の学生を対象とした現場見学会が行われました。本企画は、建設業への就職を検討または希望されている学生約30名が参加し、復興支援道路としての同工事の概要説明に続き、排水構造物工等の実際の作業の見学が行われ、参加者全員が熱心に聞き入る様子でした。

参加者の集合写真

工事説明の様子

(東和観光開発)ホテル前の海に客船「ぱしふぃっくびーなす」現る!

この度、客船「ぱしふぃっくびーなす」が当ホテル前の沖合に寄港し当社所有の桟橋を利用しての通船※1により沢山の方が上陸し交流を深めました。
今回の客船ツアーの参加者は、比較的ご来訪の少ない関西方面の方が多く、周防大島はもとより当ホテルの認知度の上昇につながりました。また、多くの方々に島の自然と歴史、きれいな海を知っていただくなど大変良い情報発信の機会となった感じています。
今回の寄港は大変評判となり2017年度も再寄港が決定しております。今後も山口県、周防大島町と共に地域活性化のため積極的に取り組んでいきたいと思います。

※1 本船が直接着岸することが難しい場合に本船は沖合に留まり乗客は小型のボートで渡ること。

ホテル前ビーチより客船を望む

通船による桟橋渡船風景

船内ウエルカムセレモニー風景

(東和観光開発)地域の活性化のため、岩国米軍基地との共同イベント開催

サタデーフラでのパフォーマンス

「瀬戸内のハワイ」で日米ルアウ(lu’au:宴)パーティと銘打って米軍基地内の子供たちとホテルがある周防大島の子供たちが交流を深めるイベントを共催いたしました。日米の子供たちは共同でのレイ作り、フラダンス教室、英会話教室などに参加し、当日夕方開催された、周防大島の夏の風物詩となっている「サタデーフラ」ではサプライズとして、習いたてのフラを披露するなど楽しい時間を過ごしました。
今後もこのイベントの開催について積極的に協力していくつもりです。

(東和観光開発)近隣の特別養護老人ホームへ餅つきの慰問

餅つき慰問の様子

東和観光開発では毎年年末に近隣の特別養護老人ホームへ餅つきの慰問を行なっています。老人ホームの入居者の方々も毎年大変楽しみにしてくれています。年末の忙しくなる時期ではありますが、ホテルスタッフも喜んで参加してくれていることに感謝しています。

(タイ戸田建設)社内親睦会「ボーリング大会」実施

タイ戸田建設では2016年7月に、バンコク市内でボーリング大会を実施しました。バンコク本社の内勤者、作業所勤務者だけでなく、チェンマイ事務所のスタッフも参加し、約100人の社員で楽しくボーリングを行いました。チーム戦での成績発表やその後のくじ引き大会は大いに盛り上がり、社内の交流を深めることができました。

(ブラジル戸田建設)職場内体操で健康増進

職場内体操を行う現地スタッフ

サンパウロ市に事務所を構えるブラジル戸田建設に勤務する社員は治安の問題もあり、車で通勤し、屋外での活動が制限されるなどの理由で運動不足を感じている人が多くいました。
そこで社員の発案で週1回インストラクターを呼んで職場内体操を始めることにしました。10分程度の柔軟体操が中心ですが、各セクションごとに和気あいあいと行われ、社員の健康増進や社内の雰囲気づくりに役立っています。

(ミャンマー連邦共和国)乾季に給水ボランティアを実施

給水活動の様子

ミャンマー連邦共和国では5月中旬より本格的な雨季の季節に入ります。この地方は、乾季・雨季がはっきりしており、水道施設も無く、井戸水も飲料に適さない地域の人々にとっては毎年めぐってくる恵みの雨となります。しかし、雨季も終わりに近づくと、ため池は干上がり、貴重な水を求めて子どもたちが残った池底の水をくみ上げるのが日課となります。
日本のODA案件として無事に竣工した「ヤンゴン市上水道整備計画作業所」では、協力会社(スターダスト社)と協働し、工事で使用した給水車を使い、このような地域の村々を訪問し給水活動を行いました。工事が落ち着いてきた頃に乾季が重なったこともあり、延べ約70の村々で活動を行い大変喜んでいただくことができました。

(ミャンマー連邦共和国)現地社員が日本語教室を開催

日本語を教えている様子

当社ヤンゴン土木作業所に勤務するミャンマー人スタッフのゾーゾーさん(写真左奥)。
以前の勤務先において研修で3年間日本に滞在したこともあり日本語が得意な彼は、
ミャンマーに帰国して4年後、縁あって当社で働くことになりました。(事務所開設準備をしていた当社の出張者が乗ったタクシーが、ヤンゴン市内の路上で故障し立ち往生していたところ、たまたま通りがかったゾーゾーさんが助けてくれました。)
彼は習得した日本語を現在の仕事で活かしているのは勿論、毎週日曜日に近所の方を自宅に招いて、ボランティアで日本語を教えています。
彼のパソコンの待ち受け画面設定は、日本語で“他人から「どう思われるか」より 他人のために「何ができるか」”。 彼の献身的な姿勢、日本人の私たちも見習いたいものです。

(スリランカ民主社会主義共和国)知的障がい者を支援するクッキー工場の支援

スリランカ民主社会主義共和国のコロンボ北部無収水縮減作業所では、2016年3月以降、度々在スリランカの日本人会婦人部の方々や日本からの当社出張者とともに、知的障がいのある方々が働くSahan Sevanaのクッキー工場を訪問しています。
この工場では、スリランカのCeylon Biscuits Limited社の支援のもと、手作りのクッキー「HOPE」を製造しています。
明るく一生懸命なスタッフが、クッキーの製造から梱包までの全ての作業を行っており、彼らがひたむきに働いている姿に、参加者はいつも感銘を受けています。
当作業所では、Sahan Sevanaの活動を広く知ってもらうため、現地スタッフや日本人会の皆様等にこの手作りクッキーを配布しています。
この活動のスリランカでの認知度向上のため、今後とも継続した支援を行っていきます。

クッキー作りの様子

集合写真

(スリランカ民主社会主義共和国)視覚障がい者による指圧マッサージ施設を支援

施設内の様子

スリランカ民主社会主義共和国のコロンボ北部無収水縮減作業所では、2016年12月に、視覚障がい者の方々が指圧マッサージを施術する施設「Thusare -Talking Hands-」を訪問し体験会を実施しました。
この指圧マッサージ施設は、視覚障がい者の自立支援・社会的地位の向上を目的に、日本のNPO法人アプカスが運営しています。
日本の指圧マッサージの先生が技術指導を行っており、本格的な指圧マッサージが受けられました。
当作業所では、この施設のことをより多くの方々に知ってもらうため、割引券を購入し、関係者を中心に配布しました。
口コミの輪が広がり、より多くの方に体験していただければ幸いです。

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