環境 水資源への対応

水資源の保護

近年、気候変動の影響等により水資源保護の重要性が世界的に高まっています。
当社は、オフィス及び工事現場の双方で水の効率的な使用に努め、節水による使用量低減を徹底しています。また、建設工事で発生する排水についても、水質浄化など保有技術を活かした多様な方法で、最善の処理を施し、周辺の水資源の保護に努めています。

水の循環利用による取水量・排水量の削減

当社では水を循環利用し、取水量・排水量の削減に努め、水資源の保全に取り組んでいます。
当社が広島市内で施工したシールド工法による下水道築造工事では掘削残土搬出車両の残土が付着したタイヤの洗浄を行う必要がありました。そこで、シールド工事で地下から排出される濁水を処理した水をタイヤ洗浄に利用することとし、洗浄に使用した水も再度濁水処理設備で処理し、また再度タイヤ洗浄水として利用するなど、循環利用した水を使ってタイヤ洗浄を行うことで取水量・排水量を削減し水資源の保全に取り組みました。

シールド工事濁水処理プラント
濁水処理水を利用したタイヤ洗浄設備

スタートアップ企業との連携

新興国での水事業展開によるSDGsへの貢献

当社は2019年3月に海水淡水化装置を製造販売する(株)Waqua(沖縄県うるま市)に出資(第三者割当増資引受)しました。本出資は、同社を通じた小型海水淡水化装置による水事業の普及拡大により、水源確保が困難な工事現場や船舶および離島での活用などを目的としています。今後はインフラ整備が成長に追いつかない新興国への展開により、SDGsへの貢献を目指していきます。

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