2025/06/25

戸田建設（株）（本社：東京都中央区、社長：大谷 清介）と当社グループ会社である東和観光開発（株）（本社：山口県大島郡、社長：梶本 浩久）が運営する「マリッサリゾート サザンセト周防大島」では、この島の歴史・自然・文化・伝統を守り、その発展に貢献する様々な取り組みを行っています。この度、「周防大島の環境保護を考えるイベント」第一弾（以下、本イベント）として「山を守る」をテーマに七夕の時期に合わせて、竹との共生を考える「竹アート」の展示および「七夕週間イベント（短冊飾り）」を開催いたします。

山口県周防大島は、瀬戸内海に浮かぶ島で、美しい海や連なる山々など豊かな自然環境に恵まれています。島の中央南部に位置する地家室海域公園は世界最大級の二ホンアワサンゴ群生地となっており、その面積は約3,000㎡にわたります。近年、周防大島でも過疎化や高齢化に伴い、竹林が適切に管理されずに放置されるケースが増えています。竹は根が浅いため、水分保持能力が低く土壌の質を悪化させ結果として海洋生態系に悪影響を及ぼします。その結果、周防大島の貴重な観光資源であるニホンアワサンゴにも悪影響を及ぼすことになります。
こうした深刻な環境課題となっている竹といかに共生して山を守っていくか、竹アートを通じて考えるきっかけづくりとするために今回のイベントを開催することといたしました。

サステナブルな社会の実現に向けて

戸田建設グループは「Build the Culture.人がつくる。人でつくる。」をブランドスローガンとして掲げています。そこには、建設などの我々が担う役割の先にある人々の暮らしや営みを支える力になりたいという想いが込められています。周防大島のホテル事業におきましては、この地の歴史・自然・文化・伝統を守り、島の発展に貢献する中で、お客様に「心を豊かにする旅」を提供する存在となることと捉えております。今後も、様々なイベントや社会貢献活動を行い、周防大島でのサステナブルな社会の実現に貢献してまいります。