新着情報 建物解体時に廃棄されるビニールクロスを床衝撃音低減材「サイレントドロップ®」に利用 サーキュラーエコノミー活動として廃棄物の新しい活用方法を検証

2026/09/25

戸田建設(株)(本社:東京都中央区、社長:大谷 清介)は、フクビ化学工業(株)(本社:福井県福井市、社長:森 克則)と協働し、東京建設会館※の移転に伴う旧建物(東京都中央区)の解体工事(元請:ゼクオス(株))で発生したビニールクロス廃材を原料として、両社で共同開発した床衝撃音低減材「サイレントドロップ®」を制作し、新築工事中の当社筑波技術研究所(仮称)構造材料棟に活用する資源循環のスキームを実現しました。

床衝撃音低減材「サイレントドロップ®」とは集合住宅などにおいて、上下階の間でのクレームに繋がる床衝撃音を改善するために下階の天井裏に設置するもので、重量床衝撃音を1ランク(5db)程度低減することができます。新築時に限らず、改修工事にもその効果を発揮します。2016年に開発した従来の「サイレントドロップ®」はクロス材製造工場にて製造工程で発生する工程廃材を回収し、裁断して利用しておりましたが、今回は新しい試みとして解体建物のビニールクロス廃材を100%使用して製造しました。

※ (一社)日本建設業連合会や(一社)全国建設業協会等の拠点施設

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図:ビニールクロス廃材を活用したサイレントドロップ® 製作

近年、サーキュラーエコノミー推進の観点から、建築プロジェクトにおける資源循環の重要性が高まっています。
従来解体工事で発生するビニールクロス廃材は、リサイクルが困難で燃焼時に塩素ガスを発生することもあり、焼却処分が難しく埋め立て処分されるケースがほとんどです。

今回の取り組みでその処分量を減らし、別の建物の住環境の改善につなげることができます。
今後製造品は、その性能を確認するために、現在筑波技術研究所で施工中の(仮称)構造材料棟にて活用する予定です。

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原料がビニールクロス廃棄100%を示すシール

当社は今後も、本取り組みを通じて実施したような水平リサイクルルートのさらなる活用を進め、資源循環の高度化を図ることで、サーキュラーエコノミーの実現に貢献してまいります。

建物概要

解体建物
建物名称 旧 東京建設会館(当社所有) 所在地 東京都中央区八丁堀二丁目5番1号
構造・階数 RC造・地上8階/地下2階 延床面積 10,107.48m2
竣工 1955年5月 解体工期 2025年10月~2026年8月

新築建物
建物名称 (仮称)構造材料棟 所在地 茨城県つくば市要315(筑波技術研究所内)
構造・階数 S造(一部RC造)・地上3階 延床面積 約4,350m2
設計・施工 当社 竣工 2027年3月(予定)