古紙を原材料とした建材
難燃処理を施した古紙を活用することで、化石燃料由来の原料を削減した環境配慮型建材を提供します。紙の長所である軽量性に加え、優れた吸音特性を有しているため、天井材などの用途に適しています。
概要
写真1 天井材の設置イメージ
技術概要 本技術は、原材料の古紙に添加材を配合し、難燃処理を施すことにより、パルプモールド材を不燃化するものです。また、紙の長所である加工性を活かして、吸音性能を設計することが可能です。
メリット
- 化石燃料由来の材料の使用を削減可能です
- 非常に軽量であるため(天井材(図2)1枚あたり約500g)、運搬及び施工の省力化が図れます
- 型材を使用して成形するため、形状の自由度が高いです
- 凹凸の大きい形状とすることで、高い吸音性能を発揮します
特徴
吸音特性
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図1 天井材吸音率測定結果
天井裏空間900mmを想定した条件では、この天井材は125Hzの低周波域で良好な吸音特性を示し、500~1kHzでも高い吸音率を示します。また、ほとんどの周波数帯で岩綿吸音板9mm・12mmを上回る性能を有します。
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※補足 JIS A 1409「残響室法吸音率の測定方法」にて測定
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図2 システム天井材用 天井材形状
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※補足 引用 技術研究報告 2024年 栗木他「古紙を原材料とした環境配慮型不燃天井材の開発」
主な実績
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TODA BUILDING
オフィスビル(事務所・庁舎)東京都
関連リリース
論文
- 技術研究報告 2020年 小泉他「パルプモールドの吸音性能に関する研究」
- 技術研究報告 2024年 栗木他「古紙を原材料とした環境配慮型不燃天井材の開発」
- 建築学会大会梗概 2020年「パルプモールドの吸音性能に関する研究」
- 日本建築仕上学会大会学術講演会 2025年「パルプモールドを用いた天井材開発と加速劣化試験」
- DOI https://doi.org/10.3151/coj.56.1_59
特許
- 特許 2022年 特許番号 特開2022-14980 紙モールド材