壁面緑化デザイン
実証データに基づき、環境性能と快適性を両立する壁面緑化技術を提案します。
概要
緑のカーテンで省エネ対策
ヒートアイランド現象の抑制や室内の快適性向上は、現代社会の喫緊の課題です。壁面緑化は、建物の熱負荷を低減し、省エネに貢献するだけでなく、都市に「生きたインフラ」を創出し、SDGsやカーボンニュートラルの実現、さらにはネイチャーポジティブ(生物多様性の回復)へと繋がる重要なソリューションとして注目されています。
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外観(図1)
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内観(図2)
木本性つる植物による壁面緑化
メリット
- 景観向上
- ヒートアイランド現象の緩和
- 日射遮蔽と蒸散作用による、室内の温熱環境の改善
- 省エネ、炭素固定によるカーボンニュートラルへの貢献
- 緑視率の向上によるストレス緩和
- 生物多様性の確保
- 緑化率計算時の緑化面積への貢献
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壁面緑化のストレス緩和効果
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筑波技術研究所 グリーンオフィス棟壁面緑化の年間CO2吸収量(推定値)
特徴
壁面緑化ユニット
壁面緑化ユニットは、都市のヒートアイランド緩和や建物の省エネといった環境性能に加え、そこで働く人々のウェルビーイング向上を科学的に追求した緑化システムです 。
主な特徴は下記のとおりです。
- 空調負荷の低減: 常緑樹と落葉樹を混植することで、夏季は生い茂る葉で日射を遮蔽し、冬季は落葉により日射を取り入れます。建物の熱負荷を自然の力で低減します。
- 環境に合わせた植栽: 方位ごとの日照条件(例:北面には耐陰性の高い種)に合わせ、植物が健やかに自律成長できる環境を設計します。
- 室内からの眺望を重視: 屋外からの景観だけでなく、「室内から緑がどう見えるか」を緻密に計画。四季折々の変化(新緑、開花、紅葉)を間近に感じる設計です。
- 実証されたストレス低減効果: グリーンオフィス棟での実証実験により、壁面緑化が見える環境では、休憩時の主観的ストレスが約40%低減されることを確認。ワーカーのウェルビーイング向上に直結するオフィス環境を実現します。
壁面緑化の事例
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ゴーヤで緑のカーテン
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あさがおで緑のカーテン
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ヘデラで緑のカーテン
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Tesreen®の例
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※「Tesreen®」は戸田建設の登録商標です。
論文・事例集
- カーボンマイナスを目指した環境配慮型オフィスに関する研究 (第6報)室内から見える壁面緑化が執務者に与える影響に関する実験的研究(2024年度)
- (一社)日本建設連合会サステナブル建築事例集(2013年度)
特許・表彰
- 「Tesreen」(特許第5537581)
- 第22回 屋上・壁面緑化技術コンクール 日本経済新聞社賞:壁面・特殊緑化部門