粉塵低減剤 ダストロングガード®
造成現場等での作業環境改善
概要
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1開発の背景 宅地造成等の土木工事現場では、土砂の掘削や重機の走行により細かい粒子が発生し、強風等で空中に舞い上がる粉じん飛散が課題となっています。従来の散水や防塵ネット等の対策は一時的な効果にとどまるため、根本的な解決と周辺環境の改善が求められていました。
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2技術の仕組み 本技術は、正電荷と負電荷の極性の異なる高分子化合物の複合体(ポリイオンコンプレックス:PIC)を利用した粉じん抑制剤です。適切な濃度に希釈して地面に散布することで、高分子化合物の分子鎖が土中の土粒子と絡まり合って固化し、強風による粉じんの発生を抑制します
メリット
- 風速15m/sの条件下(5分間継続)で、未対策と比較して粉じん飛散量を1/20以下(95%以上低減)に抑制します。
- 降雨量80mm/hの条件下(1時間継続)で、未対策と比較して土砂流出量を1/5以下に低減します。
- 施工翌日から効果を発揮し、約3ヵ月間(90日間)粉じん抑制効果が持続します。
- 既存の粉じん抑制剤と比較して約20%のコスト低減が図れます(同等以下のコストで使用可能)。
- 国土交通省の「新技術情報提供システム(NETIS)」に登録されています(登録番号:TH-250013-A)。
特徴
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1環境負荷の小さい安全な材料
国際標準の安全性評価試験(OECDテストガイドライン TG203:魚類急性毒性試験、TG423:急性経口毒性試験)の基準をクリアしています。水生生物や生体への有害性は確認されておらず、環境負荷の少ない安全な材料であることが証明されています。 -
2現場に応じた柔軟な施工対応
製品原液の希釈濃度や散布方法を現場の状況に合わせて選択可能です。法面等の起伏や狭小区域では種子散布機(ハイドロシーダ)や散水ホースを、平坦で大面積な場所では散水車を使用するなど、柔軟な施工に対応できます。
現場での経時的な粉じん濃度変化
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散水ホースでの散布状況
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散水車での散布状況
関連リリース
論文
- 高分子化合物を利用した粉塵飛散抑制効果に関する考察、土木学会第76回年次学術講演会(2021年9月)
- 高分子化合物を利用した粉塵飛散抑制効果に関する考察(その2)、土木学会第77回年次学術講演会(2022年9月)
- 高分子化合物を利用した粉塵飛散抑制効果に関する考察(その3)、土木学会第78回年次学術講演会(2023年9月)
- 環境負荷が小さい粉じん抑制技術の開発、土地改良321号、pp52-54(2023年4月)
特許
- 特許第7603509号
- 特願2023-015424