切羽観察自動化 自律飛行ドローンによる切羽自動監視システム

概要

山岳トンネルのようなGNSS(Global Navigation Satellite System:衛星測位システムの総称)が利用できない環境において、飛行誘導マーカーを利用してドローンの自律飛行を可能とする「ドローン自律飛行システム」に、4Kカメラによる高精度な画像取得・切羽検知機能とAIによる切羽評価機能を付加することで、切羽観察における一連の作業を自動化するシステムです。

メリット

  • 作業時間の大幅な短縮と効率化:切羽写真の撮影からAIによる切羽評価・帳票作成までの一連の作業時間が、従来の2時間から17分(最大86%削減)に短縮され、日常管理業務の作業負担が大きく軽減
  • 労働安全衛生とセキュリティの向上:重機と作業員が混在する危険な狭隘空間での目視観察や計測業務を遠隔・自動化できまた、作業時間外の遠隔巡視も可能となり、現場の安全性や防犯性が向上
  • 作業員の事前準備負担の軽減:マーカーの位置情報としてトンネル内のロックボルト位置を利用できるため、マーカー位置を別途測量する必要がなくなり、作業員の負担軽減と累積誤差を低減
  • 遠隔からのリアルタイムな現場把握:ドローンが自動撮影した高画質動画や4K写真がクラウドへ自動転送されるため、遠隔地からでも現場状況をリアルタイムに確認・管理可能

特徴

  • GNSSが届かない環境に対応するマーカー誘導型制御:人工衛星の電波(GNSS)が届かないトンネル坑内でも、要所に設置されたARマーカーを読み取ることで正確な自律飛行が可能
  • 非SLAM技術による高速・長距離飛行と安定性:特徴点が少ない山岳トンネル内においてSLAM技術を使わないシンプルな制御システムを採用しているため、暗所での飛行精度やバッテリーパフォーマンスが向上し、高速かつ長距離の飛行が可能
  • 自動離着陸・自動充電ポート:待機時は耐水・防水環境下の自動充電ポートで充電を行い、ポートからの自動離陸・目的地の自動認識・帰還・充電までをメンテナンス不要で自動実行
  • AI画像処理と自動帳票作成機能:撮影データをもとにAIが画像処理を行って切羽評価を実施し、その結果に基づいた帳票を自動で作成
  • 直感的なWebアプリ(MFA Tracker)による簡単な操作:飛行計画の設定、ライブビュー表示、対象物の自動検知・撮影、AIによる最適画像検出などをWebアプリから直感的に操作でき、専門知識がなくても誰でも運用可能
  • 既存機体への拡張性(MarkFlex® Air):特許取得済みの制御ユニット「MarkFlex® Air」は、既存の汎用ドローン機体にも搭載可能

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