鋼製支保工建て込みの切羽無人化施工システム Optiss®
概要
トンネル工事で用いるエレクタ一体型吹付機に改良を加え、切羽直下に作業員が立ち入ることなく、オペレータ1名による遠隔操作で鋼製支保工の建て込み・締結、位置決めといった一連の切羽作業を無人化施工するものです。
メリット
- 安全性の飛躍的な向上(肌落ち災害の防止):危険な切羽直下に作業員が立ち入ることなく施工できるため、トンネル工事で発生しやすい肌落ち等による労働災害を予防
- 省人化と生産性の向上:オペレータ1名による遠隔操作で一連の作業が完了するため、作業員の高齢化や熟練者不足に対応しつつ、省人化による生産性向上
- 施工時間(位置決め・接合)の短縮:ワンタッチで固定できる改良型継手やブーム角度の同調機構により、継手接合や位置決めにかかる作業時間を大幅に短縮
- 高精度な設置と十分な接合強度の確保:自動追尾式TSを用いたモニタリングと微調整機構により設計位置へ精度よく建て込めるほか、改良型継手は従来継手と同等以上の強度性能を発揮
特徴
- オペレータ1名による遠隔操作・切羽無人化施工:エレクタ一体型吹付機を改良し、操作モニタやナビゲーション操作盤を用いて1名で建て込み、継手接合、位置決めを遠隔操作できるシステム
- 長尺把持装置と自動追尾式TSによる位置決め制御:把持装置を長尺化(従来1m⇒5m)してプリズムを設置し、後方の自動追尾式トータルステーション(TS)で測定した位置をモニタリングしながら、微調整機構を有する高性能エレクタで高精度に設置
- クランプ動作の同調機構:ブームのリフトやスイング操作に伴うクランプ角(チルト、ダンプ、スイング)のずれを自動で補正・保持し、位置決め時間の増大を防止
- ワンタッチ固定が可能な改良型継手(軸方向ダブルピン構造):H形鋼の端部に軸方向ピンとさや管を配置し、突合せ時にピン先端の溝へD環が収まるワンタッチ構造を採用しており、ダブルピン構造により高い強度性能も確保