現場製造型爆薬 バルクエマルション爆薬

概要

専用の製造・装填機械を用いて爆発の危険性がない基材と発泡剤を現場で混合して製造するマヨネーズ状の爆薬です。ホースと長いノズルを用いて切羽から従来よりも離れた位置で、爆薬量を10g単位で調整して装填できるため、発破作業の安全性、効率性の向上が図れます。今後の発破作業の遠隔化・自動化につながる技術です。

メリット

  • 作業安全性の大幅な向上:長いノズルとホースを活用することで、岩塊の崩落(肌落ち)の危険がある切羽(掘削面)の近傍から離れた安全な場所から装填作業が可能
  • 爆発威力の効率的な伝達と爆薬量の削減:従来の紙巻包装含水爆薬のような孔壁との隙間(空隙)が生じず密に装填できるため、岩盤へ威力が効率よく伝わり、結果として使用する爆薬量を減らすことが可能
  • 細やかな威力調整の実現:従来は1穴あたり本数単位(200g/本)で調整していたのに対し、10g単位で微調整できるため、施工箇所に応じた最適な威力コントロールが可能
  • 自動化・省力化の推進:混合前が非爆薬のため自動化機械での取り扱いに向き、安全で効率的な発破作業への移行が容易

特徴

  • 現場製造・ノズル撹拌構造:専用の製造・装填機械を用い、爆破危険のない基材と発泡剤をホース先端のノズル内で撹拌混合して製造するマヨネーズ状の爆薬
  • 混合前は非爆薬:ノズルで撹拌混合する直前までは爆薬ではない(非爆薬)状態であるという性質を持つ
  • 10g単位の精密管理:爆薬量の調整をタッチパネル操作によって10g単位で行うことが可能
  • 密度の高い注入装填:ホースと長いノズルを使用し、穿孔された孔内に直接流し込んで密に装填が可能

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